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名は体を表す

「命名太郎」
子供が生まれると命名書に名前を書いてお祝いをします。
名前が付くとそれまではただの赤ちゃんだったのに、急に太郎ちゃんという個性を持った人になった気がします。
不思議ですね。

東洋の哲学では、絶対的な働きのことを「命(めい)」と呼ぷそうなので、命名は、その人にあたえられた、絶対的な名前という事になりますね。
一生ものですね。

確かに、呼び捨てしやすい名前とか、ちゃん付けしやすい名前とかありますよね。
名前ではなくその人が持つ雰囲気がそうさせているかもしれませんが、赤ちゃんのときからその名前で呼ばれていたからそうなった、ということもありますから、名前の影響は大きそうです。
まさに命を与えられた感じがします。

だから赤ちゃんに名前を付けるというのは、とても重要な仕事ですね。
「なんでこんな名前を付けたんだ」とか言われて親子喧嘩になったら大変です。

最近は動画が簡単撮れるので、いくつかの名前の候補から自分で選んでいる姿を撮影して、大きくなったら見せるということをしている人がいるようです。
赤ちゃんなので字は読めないでしょうけど、候補の名前で呼んで一番反応が良かったものを選んだのなら、自分で選んだことになりますね。
これで何か言われても「自分で選んだでしょ」って言えますね。

自分の名前にも親の願いがこもっていますので、少しでも叶っていればいいなと思うこの頃です。

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