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水、飲めますか?

水が飲めない子供が増えているらしいです。
どういうことかというと「味がしないから苦手」ということで飲めないそうです。

普段から家でジュースやスポーツドリンクなど味があるものばかりを飲んでいて、味がないものは飲めないそうです。
中には水を飲んだことがないという子供もいるそうです。

コロナ禍の時に水道の水は飲まずに、自宅から水筒やペットボトルを持ってくるように学校で指導されたようです。
蛇口から直接水を飲むなんて事はとんでもない事だったんです。
私が子供の頃は当たり前だったんですけど。

あと、熱中症対策も水を飲まなくなった原因だそうです。
熱中症には経口補水液やスポーツドリンクが良いとされているので、水を遠ざける結果になったようです。
水がダメなわけではないんですが。

最初に水が飲めない子供と聞いた時は、ワガママな子供かなと思いましたが、こうして背景を知ると可哀そうになってきますね。
自分で望んだ訳ではなく、そんな環境に育ったがために、水が飲めなくなったのですから。
こんな状態が続くと子供の頃は水が飲めずに、大人になってやっと水が飲めるようになると「君もついに水が飲めるようになったか」とか「水の味がわかるようになれば一人前だな」とか言われるようになるんでしょうか。

ただ、災害時に水は必要不可欠なので給水車などで運んできてくれますが、スポーツドリンクは必ずあるとは限りません。
目の前に水があるのに飲めないばっかりに熱中症になったりしたら残念でたまりませんね。
そんなことにならないように、少しずつでも水が飲めるようになってほしいものです。

おまけ
 「テッカンビール」って知ってますか。

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