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T'S BAR 101夜 UNIVERS ZERO

Uzed  /  UNIVERS ZERO

ART ZOYD を久しぶりに聴いたら、以前の印象よりもずっとカッコ良かったので、同じ系統の室内楽編成のロックを聴き直しています。
若い頃、ほんの一時期に買い漁ったジャンルなのですが、その中では比較的に聴いたのがこの ユニヴェル・ゼロ です。

このアルバム以前の作品の暗さと緊張感は驚異的で、怖くてめったなことでは聴くことができませんでした。聴くと疲れるし・・・。
なので、前作に比べると聴きやすかった記憶を頼りに、今回は「Uzed」をセレクトです。
聴きやすいと言っても、ポップになったわけでは無く、これまでよりも曲っぽくなったというか、音楽っぽくなったという感じで、難解なのは変わりありません。
でも、これならプログレ好きな人なら聴けると思います。

それまで自分の中では、キング・クリムゾンこそが破壊的で暗黒の音楽だったのですが、いわゆる”ロック・イン・オポジション(異端のロック)”の連中を知って、さらに深いダーク・サイドの沼に足を取られることになってしまったわけです。
ユニヴェル・ゼロは、その入り口にいたバンドです。
悪い夢を見そうだな・・・。