135夜 THE ROYAL SCAM / STEELY DAN
徹夜でやっていた仕事が午後の早い時間に目処が立ったので、今日は早めに飲み始めています。
気分としてはメロディアスなハードロックでも甘いソウルでもなく、何を選ぼうかひと悩みしたところで取り出したのは、スティーリー・ダンの「幻想の摩天楼」です。
スティーリー・ダンの作品はどれもハズレ無しだと思うのですが、私が最も好きでよく聴いたのは「うそつきケイティ」「幻想の摩天楼」「彩(エイジャ)」の三作でした。
どれも音楽センスの固まりで、今聴いてもこの音楽が40年以上前に作られたとは信じられません。
この音楽に出あえて良かったと思います。
曲の良さは全てに言えるのですが、「幻想の摩天楼」は特にギターが良いのです。
オリジナル・メンバーのウォルター・ベッカーさん亡き後、かつてのような新譜を望むことはできなくなってしまいましたが、今年、スティーリー・ダン名義のライブ・アルバムがリリースされて、改めて彼らの音楽の素晴らしを確認できました。
気に入ったり評価していても、いつしか聴かなくなるアーティストは数多くありますが、スティーリー・ダンは折に触れて聴いていました。
きっとこれからも聴き続けると思います。
Spotifyには、スティーリー・ダンの旧譜はあがっていないのですね。
新譜はあります。