151夜 Endless Arcade / Teenage Fanclub
ティーンエイジ・ファンクラブは、90年代のブリット・ポップの文脈で語られたり紹介されることが多かった気がしますが、個人的には80年代のネオアコからの派生のように感じていました。
もちろん好きなバンドです。
ただ、デビュー・アルバムから４枚目くらいまでは自然と聴いていたのですが、2000年代に入ると聴かなくなって忘れていました。
そんなティーンエイジ・ファンクラブの新譜が、今年の３月に出ていました。今頃、知りました。
まあでも大丈夫です。いつもと変わらないので、いち早く聴かないとトレンドに乗り遅れるとかありませんから。
もちろん、いい感じの曲ばかり。安心品質です。
通勤中でも、仕事中でも、いつでもどこでもOKです。
ジャケットのアートワークも良いです。
全く文句の付けようが無く、自分でバンドをやるならこんな感じがいいなと思うくらいです。
ただ、なんて言うのでしょう、、、「こんな時はティーンエイジ・ファンクラブじゃなきゃダメだ」というような、どうしても聴きたいシチュエーションもまた無いのです。
どんな時にも寄り添ってくれる音楽で、いい感じに激しくて、ほどよくエモくて、それなりにアバンギャルドで、なにかと良い塩梅です。
ロックしてるのか？！、とかは関係ありません。
曲はいいですし、どこで選曲してもセンスを疑われることはないでしょう。うーん、褒めてるつもりなのに、どうもうまくないな・・・。
でも、こういう音楽が好きな人は、きっといい人です。
これを機会に昔のアルバムも聴き直してみようと思います。
すごくお買い得なパッケージを発見！