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131夜 The Man / Barry White

もう16時間も休みなくPCに向き合っています。
ある程度の目処が立ち、能率も落ちてきているので、ここまでで止めにしようと思います。
区切りが良いところではなく、あえて少し中途半端なところで作業を止めるのがコツです。そうすると、翌日に続きの仕事に入りやすいのです。

疲れてすぐにも眠りたいところですが、集中して仕事をしていたので、少々ハイになっています。ここもあえて睡眠時間を削っても、少し気持ちを落ち着かせる時間を作りたいと思います。
お風呂に入って、少し飲みながら音楽を聴けば、すぐに睡魔が襲ってきてくれることでしょう。

アンビエントやプログレではなく、優しいメロディと情感の深い音楽がいいなと思って、ソウル系のCDラックをあさっていると、あるメロディと特徴のある歌声が浮かんできました。
学生の頃の夜遊びの思い出がよみがえってきます。

というわけで、今夜聴いているのは、「愛のテーマ」で有名なバリー・ホワイトさんが ラブ・アンリミテッド からソロになって8枚目、1978年にリリースした名盤です。

バリー・ホワイトさんは多くの作品を残しましたので、今となってはベスト盤を聴くのが正解な感じなのですが、このアルバムは特別です。
1曲目からラストまで、捨て曲無し。素晴らしい完成度です。
もう、アルバム1枚を通して、口説き落としのテクニックに弄ばれているようです。

1曲目は明るく楽し気な自己紹介。
ここで好印象を与えると、2曲目で少しシリアスな面を見せて興味を持たせます。もう気になって仕方ありません。選曲前に頭に浮かんだメロディは、この「Your Sweetnes is My Weakness」でした。
3曲目で、少し陽気な南国リゾート気分を演出した後は、4曲目でまた得意のロマンチックなミドル・テンポのナンバー。
安心させて、ミステリアスな面を見せて、楽しませて、ロマンチックな気分にさせて、という波状攻撃で、心はグラグラです。
続く5曲目ではさらにテンポを落として、本気で口説きに入ってきます。
もう落ちているところへ、とどめの6曲目はビリー・ジョエルの「素顔のままで」のカバー。もう完落ちです。
そしてラスト7曲目は、この恋が永遠の始まりでも今夜だけのものでも、どうでもいいと思わせるような都会的なナンバー。

甘い、甘すぎるよぉ。。。
この時代に、もう少し大人だったら良かったなぁ。

もう一杯飲んで寝ます。