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②コンセプト(基準)+肉付け(+α)

なぜ勝てるようになったのか?

①コンセプト(基準)が浸透してきた
②コンセプト(基準)+肉付け(+α)が多くなってきた
③コンセプトの成果が結果に表れてきた

②コンセプト(基準)+肉付け(+α)が多くなってきた
コンセプト(基準)が浸透してきたら、今度はそこに肉付けして行きます!

例えば、前回の例からの続きで、コンセプトが「奪ったら預ける」であれば、②の肉付けによって、
・いつ預けるのか(すぐ、時間をためる、相手が押されているときなど)
・どこに預けるのか(近くにいる選手、中距離にいる選手、フリーの選手など)
・どのように預けるのか(インサイド、アウトサイド、頭、ヒールなど) などの判断と技術のアイディアを肉付けしていきます。

もうお気づきかと思いますが、“型”という概念は既にないことがお分かりだと思います。

このように、コンセプト(基準)が浸透してきたことで、選手個々がより柔軟な判断やアイディアをもってプレーできるようになってきました。

例えば
横断歩道を渡る際には、
まず「青で渡る」というコンセプト(基準)があります。
しかし
そこから具体的に
「いつ渡るか」
「どのように渡るか」
「どこで渡るか」などは、個々の判断やアイディアに委ねられます。

サッカーも同じです。
奪ったら預けるというコンセプト(基準)があります。
そこから具体的に
「いつ預けるか」
「どこに預けるか」
「どのように預けるか」などは、個々の判断やアイディアに委ねられます。

このように、コンセプト(基準)が浸透することで、選手個々がより柔軟な判断やアイディアをもってプレーできるようになり、結果として勝利につながると考えられます。

コンセプトが浸透するのは、かなりの時間が掛かります!
保護者、選手、スタッフで一緒に待ちましょう!

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