京大生(特に院生)に向けた就活のメッセージ~情報収集編~

はじめに

こんにちは。さもえどです。
私は京都大学の大学院に所属している、いわゆる理系院生です。
来年度からは金融機関で働く予定です。
このアカウントでは自分が生きてきていろいろ考えたことをつらつらと書いていきます。
興味のある方はぜひご一読いただき、感想を教えていただけると嬉しいです。


就活の情報は誰に向けたものか

巷には数多くの情報があふれています。
webテスト対策、ES対策、面接対策などなど。
これを読んでいる皆さんもウェブサイト等から就活に関する情報を集めようとしているかと思います。

ここで気を付けていただきたいのは、「この記事(情報)は誰に向けて発信されたものなのか」ということです。

基本的に就活に関する情報は学部3, 4年生、修士1, 2年生を対象としています。これだけで4つの学年にわたります。

さらに各学年において文系、理系といった所属学部による分類や体育会系、留学経験といった特殊な経歴を持つかどうかなどで多様なラベリングが可能です。

そんな中で情報を発信する側は何を考えているかというと、「より多くの人に見てもらい、インプ稼ぎ・有料サービス利用者を増やしたい」ということです。

すなわち、発信される情報のほとんどはラベリング上のマジョリティかつ就活に関する情報を強く求めている層となります。

前置きが長くなりましたが、すなわち、ウェブサイトやSNS等で発信される情報のほとんどは「大した経歴が無く、学歴・学部の強みを活かすことのできない文系学部生」ということになります。

この層は就活生の過半数を占め、経歴上の強みが薄く就活対策に力を入れる必要性が高い層となっています。
そのため、情報を発信する側としては最高のカモなわけです。

したがって巷にあふれる情報は基本的に京大生(特に院生)の皆さんに向けて書かれたものではありません。そのため、情報を鵜呑みにしてはならず、適度な距離感を保ってうまく活用する必要があります。

情報をうまく活用するには

私が就活生の時に情報収集にあたりきをつけていた点を紹介します。

  • ウェブテスト系は無視する

皆さんは京大生なので基本的にウェブテストで落ちることはありません。そのため、回答集とか出そうな問題集とかいうものに頼る必要はありません。例題を一通り解いておけば十分です。

  • ESの書き方系は無視する

ESは「聞かれたことに答える」だけです。伝わる文章の書き方とか何を伝えればよいかを考え、読み手の立場になって何度も推敲する。この過程から逃げてはいけません。自分の頭で考えずに薄っぺらい情報を鵜呑みにしてESを書いたところで浅いESしか書けないし、面接で熱意が伝わらず詰められるだけです。

  • 面接系は一通り目を通す

これはかなり意識していました。我々京大生(特に院生)は内輪でのコミュニケーションに慣れきっており、外部の人とのコミュニケーション経験が希薄になりがちです。そのため、面接においては文系学部生が理系院生より優れていることすらあります。そのため、面接を上手くこなすためにいわゆる「面接のコツ・テクニック」のようなものは考を集め、受け入れるのが良いと思います。面接ではどのような話し方が好印象か、個人的な面接前ルーティンなど、どんなものでもとりあえずは受け入れ、自分に取り入れるかを考えていくと自分なりの面接の価値スタイルが確立されると思います。

  • 締め切り系の情報はすぐ保存

就活系のイベントは参加したかしていないかでその後が大きく変わります。すなわち、重要なイベントを見逃すことなく参加できるか、が鍵です。そのため説明会やインターン、本選考の締め切りに関する情報は毎日チェックしていました。面倒かもしれませんが、すぐになれます。「気づいたら終わっていた」は避けなければなりません。

ここまで読んでいただきありがとうございました。これから私が実際に行ってきた就活対策の詳細について少しずつまとめていきたいと思います。
良ければフォローやコメント等していただけると励みになります。

皆さんの就活が上手くいくことを願っています。

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