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どん底から這い上がるまで〜定時で帰れないOLの奮闘記 1/4


〜あらすじ〜
入社2年目のOL。
念願叶って人事・総務の仕事に就くも、
理想とのギャップに打ちひしがれ、
おまけに残業続きで心が疲弊していく。

それから、ひたすら悩み・苦しみ・考えた。
そして、やっと前向きになれた気がする。
仕事を辞めたい!と沈んでいた私が、
また頑張ろうと立ち直るまでの道のりを
4つのnoteに分けて綴ります❗️

1. 憧れの人事!あれ…思っていたのと違う?

人事・総務として働き始めて約2年が経ちました。
周りの話を聞くと、望んで人事配属になったという人は少ないです。「元々営業希望だったけど人事配属になった…」なんて話をよく聞きます。

私はその中でも珍しく(?)人事になりたくて職種別採用を受けて人事になりました。

なぜ人事になりたかったのかというと、、、

・大学で学んでいる内容の中でもHR領域には比較的興味が持てた
・目の前の人から感謝されるやりがいを感じたい
・専門性を磨きたい(人事屋さんになろう‼️)

などの理由がありました。
そして、「働く」を幸せにしたいと志していました。

私はこんな風に、キラキラとした夢と希望を持って入社したのでした。

最初は任される仕事も少なく、従業員からの感謝がやりがいで、役に立つのが嬉しい、定時退社もできる、なんて最高な仕事なんだろう✨と思っていました。

そんなスーパースター状態も2ヶ月で終わり、
次第に仕事が増えていき、月残業が20時間になりました。

月20時間は全然余裕で、むしろ残業代が貰えて嬉しいなぁくらい。それが徐々に30...40...と増え、次第に心の余裕がなくなっていきました。

疲れると心の余裕もなくなり、
やがてネガティブなことにしか目がいかなくなりました。

例えば、
・担当業務外の質問対応でたらい回しになる
・意図も意味も分からない問い合わせが来る
・ろくに調べていない人からあれこれ聞かれる
・理不尽なクレーム電話の対応
・充分なマニュアルなし/数日間の引き継ぎのみなのにミス厳禁
などなど…

従業員からの問い合わせは、「頼られている」ではなく「仕事を増やされた」と感じるように。

仕事への不満は会社への不満に変わっていきました。

私、なんで人事になりたかったんだろう?
なんでこんな会社にいるんだろう?
やりがいとかどうでもいいから、早く帰りたい。


2. がむしゃらに頑張った、キャッチアップ期


全然終わらない→終わらないから雑に進める→雑に進めるからミスをする→ミスをするからさらに仕事が増える…の負のループ。

それでも私に任された仕事だから、やり切らないといけない。そんな責任感だけで仕事をする日々。

きっと自分が仕事できないだけなのかもしれない
キャッチアップしたら楽になるかもしれない

地道に一つ一つ業務に取り組んだ。
その結果、仕事も会社も従業員も嫌いになった。


3. なんだか会社に行きたくない  

いつからか全力で笑えなくなってしまい、
「今までの自分ってどうやって元気を出していたっけ…」と悩むようになりました。

元気ないね、と声をかけられることが増え、
そんな自分に嫌気がさすものの、元気を出せない。

気分の浮き沈みが激しくなり、
彼氏への八つ当たりが増え、喧嘩も増えました。

それから、転職アプリを6個入れました。
レジュメも書いたし、暇さえあれば「転職 第二新卒」「転職 在宅」などと調べていました。

朝は会社に行きたくなくてベッドから出れないし、休日は土曜日の朝から憂鬱でした。




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