リジェクトされた論文がひどかった

なにかと、言い訳をして、見て見ぬふりをしていたリジェクトされた論文。週末にあらためてリジェクト理由の指摘事項を読んで、論文を見返してみました。

そしたら絶句するほどひどい。誤字脱字多数、てにおはがおかしい、結果の説明が支離滅裂、、、等。査読してくれた方のため息が聞こえてきます。リジェクトされたので、修正コメントがだせません。そこで、ここで謝っておきます。査読する立場も経験していることから、言えるのですが、査読は完全にボランティア。自分の時間を削って行う無償の作業です。しかし、新たな発見や知らなかった視点など、気づきもありますので、やっていて損はないのですが、さすがに「文章レベル」でおかしい論文は読んでいて苦痛だったに違いありません。ごめんなさい。

思い返せば（言い訳ですが）、その時論文の締め切り２本、発表１本、公募への応募書類作成と立て込んでいて、論文も結構やっつけ仕事だったと記憶しています。同時進行の２本目もそうだったと思います。こちらは査読結果がまだ来ていないので、何とも言えませんが、たぶん同じレベルでしょう。

まずは、これら論文を修正して、別学会へ投稿します。そして、研究費を頂いた研究については、やっつけ仕事にならないように丁寧に調査・分析・執筆していきたいと思います。

後期の講義も始まり、年末に向けて仕事も忙しくなるので、心に余裕をもって取り組んでいきたいと思いますが、なかなかそうもいきません。