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大学へ初出勤(非常勤講師)

約6年ぶり?くらいに大学へ初出勤してきました。博士後期課程が終わって約2年近くが経とうとしていますので、大学という施設に入るのも約2年ぶりということになります。

土曜日の講義なので、学生自体は少ないのですが、やはり若い人を見るとなにかやる気が出ます(笑)

非常勤講師控室に行くと、私の私書箱があります。なんかこれだでも大学教員の一員になれた気がしてうれしいんですよね~。大量の資料が投函されています。教務手帳、PC関連資料、辞令、学生名簿・・etc 名簿を見ると、50名以上の登録がいます。人気講義だったのかな?

そして、講義室に到着。学生が何名か座っています。みんなスマホを見ています。なので、私が入って来たのに気づかない学生や、チラ見している学生もいますが、やはり久しぶりなので、緊張します。

パソコンをつないで、シラバスをおいて、マイクをつなげて、プロジェクターつけて、(と事前にイメージトレーニング済み笑)

始まりの時間です。第一声を発すると、みんな私を無言で直視します。なにか学会発表のように、聞いてくれるという感じでもなく、なんか無感情な視線です(と感じているだけかな?)。

自己紹介をして、シラバスの説明をして、少し簡単な講義をして、スライドがラストに差し掛かったところ・・・・まだ残り15分以上ある!?90分の時間配分誤りました・・・・汗。そこで、急遽登録確認という名目で、学生一人一人名前を呼び、所々で質問をして、何とか時間になったので、講義終了。さすがに時間が余ると焦りましたが、臨機応変に対応できてよかったです。

終わり間際に学生が、「この講義、オンラインではやりませんか?」との質問。そこで逆に私が「大学からそういう指示があればしますが、ほかの先生はどうしていますか?」と聞くと、なんと、先生方個人の裁量に任されているようで、完全オンラインの先生もいれば、完全対面の先生、ハイブリットな先生といろいろなようです。コロナ禍で、大学教育も大きな変貌を遂げているのですね~。

私は「特に大学から指示がなければ、ずっと対面でやる予定です」と学生に告げると、学生は少し困った顔をしていました。今の学生はオンラインがいいのかな?と思いつつ、やっぱり大学に来て、学生の顔を見ながら講義するのが、私にとっては得るものが多いと思うので、そうさせてもらいます!

帰る間際に、大学の図書館に寄り、早速利用者カードの作成手続きをしました。非常勤講師をすると、この大学図書館の「使い放題?」メリットがかなり大きいんですよね~有料の電子ジャーナルにもアクセスできるし、論文や書籍も取り寄せてくれるし。もしかしたら、このようなメリットが手当て以上に大きいかもしれないと感じています。

では!ますます専任教員になりたいという気持ちが高まった初出勤でした。

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