自分のことを話すのが苦手。泣きたくないのに涙が出る。

昨年、5年以上悩んでいたあることをスクールカウンセラーに打ち明けました。

そもそも、人に悩みを話したり、相談をすることはまったくと言っていいほどなくて、
でもその時、その悩みが結構な大きさになってしまったので、ここが誰かに話を聴いてもらうタイミングかな、と思い相談室の扉をたたきました。

本格的なカウンセリングは初めてでした。
ただでさえ緊張しいなのに、さらに初めてのこと、ということで、平静を装いながら、内心ドキドキでした。

カウンセリング中、それまでずっと自分の中で抑えていたものを話すことで、涙があふれてきました。

しかし、初回だけでなく毎回自分の話をしようとすると涙が出てくるのです。
それが自分でも嫌で、鬱陶しくて。人に自分のことを話すのも、人前でダラダラ涙を流してまともに喋れないのもストレスでした。なんだかそっちのほうが気になって、行くのをやめてしまいました。

今思うと、カウンセラーに対する質問にも「こう答えたほうがいいのかな…?」と正直に言わないこともありました。
カウンセリングで「自分が考える理想のクライエント」を演じていたのです。果たしてこれは一体何のためなのか、誰のためのカウンセリングなのかおかしい状況でした。


幼い時から、本音を言うと涙が出ました。
20年間生きてて、それが全く変わらないから、おそらくこれからも変わらないのだろうと思います。
でも、本音を言おうとすると涙が出てくるのは、本当に厄介です。治るもんなら治したい。

私はただ、事実を伝えたかったり、相手に自分の気持ちを伝えたいだけなのに、感情的になってしまうようで。
それが嫌で、本音を言うのを避けているところもあったりします。

褒められたり、慰められたり、優しい言葉にもとても弱いです。
それだけで涙が出てしまうのが、恥ずかしくて、本当に嫌です。

これまでは本音とか言うの避けてきたけど、溜め込んでばかりいるのもだめだというのもわかっていて。
話すのは難しいけど、書くことならできるかなという思いもあり始めたnoteです。内容は、色々ですが、ここで書くときは、誰かに話している感覚になれて、溜め込むよりだいぶマシです。

私は誰かに届けたいというよりも、完全に自分のためにやっていて、誰に届くかわからないし、誰も読んでくれないかもしれないけど、それが逆に気楽なんです。
noteっていうのは面白いなと思います。一人なんだけど、一人じゃない、みたいな。
自分のことを話すということ自体は、大切なことだと思うので、私は自分に合ったアウトプットの仕方をこれからも探っていくし、
もし私みたいに誰かに直接話すのが苦手な人には、是非、noteに書いてみるというのをお勧めしたいです。

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