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野菜ジュースが健康に良いという【嘘】低コスト大量生産と引き換えに失われたものとは?

※前提条件:高級で賞味期限の短い無添加ストレートまるごと絞りみたいなジュースは除く

日々、コンビニに寄った時に甘い清涼飲料水を買ったり、ちょっと気を使って130円くらいの野菜ジュースを買ったりするかと思いますが、それってホントに健康ですか?

結論を言いますと

「コーラを飲むくらいなら野菜ジュースを飲んだほうがまし。」

と言えます。一体どういう事でしょうか?

多くの野菜ジュースは・・・

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濃縮還元野菜および果物を使用している

濃縮還元とは?

野菜や果物をすりつぶして熱処理を施し、水分を抜いて5〜6倍まで濃縮させたもの。実際の野菜果物に対して6分の1程度の体積と重さにすることが可能。

その後は、冷凍保存して各種ジュースの製造工場に運搬し、工場で水を加えて還元。さらにその他の成分と混ぜ合わせてパッケージして出荷します。

濃縮還元のメリット

・季節に関係なく年間を通して製品を消費者に提供することが可能
・濃縮しているので、軽い、サイズが小さい、これにより運搬コストが安い ➝ つまり消費者にとってはとにかく安い

濃縮還元のデメリット

・濃縮する過程での熱処理によって、大切な酵素やビタミン、食物繊維といった栄養素が失われる
・栄養素が少ないため、味が薄い、酸っぱくない、苦くないなど、本来の味が損なわれる

味について

最近の野菜ジュースって 甘くて美味しくないですか?

ホントの野菜みたいに、苦くて、酸っぱくて、甘くない状態だったらあなたは買いますか? おそらく大半の方はまずければ買わないでしょう。

結局商品=商売 ですから、売れないことには意味がありません。

そのためにはおいしく飲みやすくすることが必要となるため、多くの野菜ジュースには濃縮還元の果物や、砂糖、果糖ぶどう糖液糖などを添加しています。

これにより、多くの野菜ジュースは、非常に糖質が高いものとなっています。

糖質の具体的な量

どこコンビニに行っても見かける某有名野菜ジュース1本200mlあたりの糖質量は18.4gです、1個3gの角砂糖に換算すると6個分です。

コーヒー紅茶でも角砂糖6個も入れますか?(入れ過ぎですよね…)

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ちなみにコーラ200mlあたりの糖質は22g 角砂糖7個分です。(さらに多いです…)

ということで、野菜ジュースの1番のツッコミどころは

糖質過多である、と言えます。

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糖質過多による人体への影響

肥満、糖尿病、老化、免疫機能低下、不眠症、思考力の低下、イライラ、糖質中毒 etc...

ものにもよるが、安い野菜ジュースには、複数の添加物を含むものが存在しています

果糖ブドウ糖液糖

清涼飲料水にも含まれている成分。野菜だけでは甘さが足りない。甘さがなくまずいと売れないので添加しています。果糖ぶどう糖液糖は「ガンの餌」とも言われている成分で、心臓病、脳卒中、糖尿病などあらゆる病気の根源です。

果糖は体内に入ると分解されずにそのまま腸で吸収されます。その一部は中性脂肪に変わり、肥満の原因になります。
しかも、スッキリとした味で飲みやすいため、ごくごく飲んでしまいます… 暑い夏なんかは飲みはじめて気づいた時には時既に遅し、ですね…

香料

濃縮還元の際に、風味もかなり落ちてしまうため、化学に合成された香料を添加しています。逆に言うと香料を入れないと飲めたもんじゃない!

化学合成された栄養素

濃縮還元野菜果物はその製造過程で栄養素が失われるため、化学合成された、ビタミンCや、ミネラル、カルシウムなどの食品添加物で不足分を補っています。

栄養は天然成分で取りたいですね!

最近は豆乳とかヨーグルトとミックスしたものが出回っています

野菜と果物だけであれば、そのまま液体として混ぜることができるのですが、そこに豆乳とかヨーグルトなどの脂質が混ざって来ますと、単純に液体として混ぜることができません。そこで登場するのが

「乳化剤」です

乳化剤は水と油を混ぜる化学物質の総称であり、その中でも代表的なのが「リン酸塩」です。

この成分が身体に与える影響は

骨密度の低下、腎臓疾患、免疫力低下、精神異常などが上げられます。

また、このリン酸塩は別名「増量剤」とも言われおり、ハムやソーセージでもよく使われている成分なのですが、なんと、リン酸塩を添加することで、食品が膨張して量を増やすことができるのです。

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まさに

夢のような成分

ですから商品加工業者は、リン酸塩を添加することで量を増やし、安いコストで製造することができる、これにより低価格で消費者に提供できるため、業者も売れて喜ぶし消費者も安く買えて大喜びです!

pH調整剤

食品の変色や変質腐敗を防ぐための成分、いわゆる保存料。

実際には

リン酸、クエン酸、フマル酸、コハク酸、酒石酸など、

計34種類が認可されています。

この内、どれが入っているかは消費者にはわかりません。 

やっかいなのが、保存料不使用と書いてあっても、pH調整剤を保存料として使用していることが多々あります。

食品表示義務の抜け穴ですね・・・ 

副作用としては、大切な腸内細菌を殺す作用があると言われています。

pH調整剤を日常的に摂取していると、結果的に免疫機能が低下することが危惧されています。

最終結論

糖質の多い安い野菜ジュースは飲む意味無し、むしろ健康に逆効果

もしも飲むのであれば

・濃縮還元ではないストレートの野菜ジュース
・無添加
・甘くないもの(まずいもの)
・見分け方として値段が極めて高いもの

を選びましょう

個人的にオススメなのは、天然のビタミンCが豊富なオーガニックのローズヒップティーを砂糖なしのストレートで飲むのがベストです!

あとは、青汁!(プロテインに混ぜていつも飲んでます!)

さらには、ジュースではなく、野菜そのものを食べるのがベストです。

ただし、現代のコンビニやスーパーの食品は農薬をふりかけても、何故かすくすく育つ「農薬耐性作物」遺伝子組み換え作物 もかなり横行しておりますので、なるべく、大量生産で安売りの食品は避け、少し値が張っても、オーガニックの安全な食品を選びましょう。

それは、目先のお金は少し高くなるかも知れませんが、人生100年時代において、長期で考えれば、病気にならない健康な身体を手に入れることは、病気になって、治療費や入院費を出費することを回避することにつながりますから、逆にそちらの方が人生トータルでは安く済みます!

食品の真実を学び免疫アップ!

そして、アフターコロナ時代を生き抜いて行きましょう!

本日もご一読ありがとうございました!

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