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現金を使わない

常に20万円を持ち歩くことを前述しましたが、実は最近、現金はほとんど使いません。

電子決済サービスの賢い利用方法

近年電子決済サービスPayPayの利用者も2,800万人(2020年7月現在)を超え、これまでクレジットカード払いなどを敬遠していた低所得者層の人も銀行口座からチャージ可能なサービスということで、全国的にかなり普及してきています。

また、非接触型の電子決済サービスは、コロナ禍において、人と人との接触を極力減らしたいという人々のニーズにも合致しており、さらにその利用者数を増やしています。

ただし、お金の偏差値を一つのテーマとして考えた場合、銀行口座からチャージして支払うというチャージ式の支払い方法はあまり良いとは言えません。

なぜなら、残高が不足になる度にチャージをすることはとても煩わしいですし、時間と思考を浪費してしまいます。

さらには、もしもサービスを利用しなくなった際に払い戻しはできるものの、特定の銀行でない口座への払い戻しは払い戻し手数料が発生しますし、もしもそのことを忘れていた場合、お金が死んでしまうことになります。

そういった煩わしい部分から開放されるために、こういった電子決済サービスを利用される際には、PayPay利用においても、還元率の高いクレジットカード支払いをすることが得策です。

電子決済サービスを利用する最大の理由は、現金を使いたくないことが上げられます。

毎日全力で一日の限られた時間を過ごす中で、お札や小銭の細かいやり取りをすることはとても非効率で、時間を浪費します。

また、お店によってはこれまで現金支払いのみしか対応をしていなかった、小規模なラーメン屋などでさえも、QRコードを使った電子決済であれば端末導入が不要であるため、多くの店舗がこのサービスを新たに利用しています。

これにより、近年ではほとんど現金を使わずして、支払いをすることが可能となってきています。

ただ、2020年現在の日本においては完璧ではなく、まだ数年は現金を持ち歩くことが必要です。

そんな日本のキャッシュレス化は、世界レベルでみるとかなり遅れています。

還元率の高いクレジットカードを使う

世界中に無数にある各社のクレジットカードですが、そのカードを選ぶ際の最大のポイントは、その利用用途による還元率を見定めることです。

クレジットカードの通常還元率は、主に0.5〜1%のものが多いです。クレカを1枚しか持たない方でしたら、まず通常還元率1%のカードを選ぶと良いでしょう。

ただし、世界中でクレジットカード決済をできるようにする場合、私も以前経験があるのですが、ペルーのマチュピチュ遺跡に足を運んだ際に、マチュピチュ山に登るバス・タクシーの予約支払いにおいて、VISAカードは支払い不可で、マスターカードのみ支払い可能という場面がありました。

海外ではできる限り、両替の際に高額な手数料が引かれる現地通貨の引き出しは少額に抑えたいため、極力クレジットカード払いをするのですが、どうしてもクレジットカードを一枚しか持っていない場合、いざという時に支払い不可となるリスクがあるため、VISAカードとマスターカードの2種類は必ず持つようにしています。

ただし日本国内においては、どちらか一つしか持っていない状況であっても、VISAかマスターであれば、さほど支払えないリスクは低いかと思いますが、アメックスなどになると、私も以前カッコイイからという理由でサラリーマン時代にアメックスゴールドを持っていましたが、意外に利用できるお店が少なく、不便を感じたことがありました。

また、純国産のJCBカードを利用されている方も多いかと思いますが、JCBカードはお店側が支払う決済手数料が、VISAマスターが3.24%なのに対してJCBは3.74%と0.5%高いため、敬遠しているお店も多く、スシローなどのレストランや、その他ネット決済でも利用できないことが多々あります。

日本国内ならまだましですが、海外となると、より一層利用できる店舗が限られるため、現代ではJCBカードを持つメリットは薄いと言えます。

結論、VISAとマスターの2種類を持っておけばこの地球上ではほとんどのケースで決済が可能です。

ではここからは具体的に私が利用しているカードを紹介します。

カードを選ぶ際には、ライフスタイルに合わせて還元率、海外旅行傷害保険、その他付帯サービスなど複数の項目を比較検討する必要があります。

私の例を挙げますと、海外旅行をすることが多いため、メインカードは楽天プレミアムカード(マスターカード)をセレクトしています。

まず、楽天プレミアムカードの還元率ですが、1〜5%でやや高いと言えます。

楽天プレミアムカードは、年会費が11,000円(税込)かかりますが、多くのメリットがあります。

旅行好きに最も重要なのは、カード特典で世界中の空港ラウンジを利用することできるプライオリティパスをゲットできることです。

これに関しては、アフターコロナで海外に行きづらくなっているため、そのメリットはやや薄れますが、今後世界経済の状況回復があり、世界を旅することができるのであれば、また必要になってくるポイントです。

他のクレジットカード会社の還元が独自ポイントで、そのまますぐに支払い利用できないものが多いのに対し、楽天カードは楽天ポイントで還元されるため、なんの手続きもなく、スマホ内の楽天ペイアプリを使用すれば、コンビニやスーパーなどで、そのままお金として支払いをすることが可能です。

最近は、その他カード会社の還元されたポイントをそのまま楽天ポイントに交換できるサービスも出てきましたが、毎回WEB上で手続きをするのは煩わしく、時間を浪費します。

また、ポイントを商品券に交換することも可能ですが、WEB申込みから配送まで1ヶ月程度かかりますし、商品券をいざという時に持っていないと結局使えないことも多々あるため、自動的にスマホのアプリに楽天ポイントが付与される仕組みはかなり高効率であると言えます。

もう一つが三井住友VISAカードです。

実は楽天プレミアムカードをメインカードにする前まで、三井住友プラチナカードをメインカードにしていました、プラチナカードは年会費が55000円(税込)で、ややハードルが高めのカードとなるのですが、前述のアメックス同様、「かっこいいから」という理由と、海外旅行が多いことに対して海外旅行傷害保険の最高額が1億円に設定されており、かなり手厚い内容で、これを持つことで、海外旅行の際にわざわざその他の任意保険に入る必要がなくなるため、その代金も支払っていることを前提にかなり長い間利用していました。

しかし、今回のコロナショックのこともあり、固定費の大幅な見直しを図る上で、すでに楽天プレミアムカードがメインカードとなっており、且つ楽天プレミアムカードの海外旅行傷害保険は最高額1億円とはいきませんが5,000万円となっており、十分な保証内容です。

これらのこともあり、年会費55,000円を支払ってまでして、ステータスを誇示する必要もないと判断し、今後はあくまでサブカードとしての利用を目的として、一般向けの三井住友VISAカードにランク下げすることを決断しました。

三井住友VISAカードはプラチナカードも含め、通常還元率は0.5%であり、高いとは言えません。しかし、メリットとして、電子マネーの「ID」がカード付帯で利用できることと、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでの利用がなんと還元率5%になるため、日常的にコンビニを利用される方の場合、一枚持っておくと年間でかなりお得に買い物ができることになります。

具体的に還元率が高いといくらお得になるのか?

一般的なサラリーマンの方や、公務員の方ですと年間のクレジットカード利用額は200万円程度でしょうか?

私の例をあげますと、会社経営の支払いもできる限り還元のあるクレジットカード払いを選択しているため、年間で少なくとも1,000万円はクレジットカード決済を利用しています。

この場合、還元率は

0.5%の場合: 1,000万円 × 0.5% = 5万円

1%の場合:  1,000万円 × 1% = 10万円

5%の場合:  1,000万円 × 5% = 50万円

となり、さすがに全て還元率5%になることないですが、

・楽天での購入には楽天カードを使ってポイント5倍
・アマゾンでの購入には三井住友カードポイントアップモールを使って還元率2倍
・コンビニ支払いでは三井住友カードでポイント5倍

といった具合に、理にかなった支払い方法を実践すれば、仮に平均還元率3%にできたとしたら、同じ買い物をするにせよ、クレカをうまく使い分けることで

1,000万円 × 3% = 30万円 

つまり年間で30万円も得することとなり、これはある意味、株式投資で配当を得るくらいの利率となります。

年間1,000万円支払いではなく、200万円支払いだった場合でも、

200万円 × 3% = 6万円 

年間で6万円も得をすることが可能です。

上記のカード意外にも、還元率最大17.5%のポイント特化型カード「Orico Card THE POINT」 や、39歳以下限定でAmazonの買い物のポイント還元率に特化した「JCB CARD W」、年会費無料で誕生日月の還元率が1.5%になるライフカードなど、みなさのライフスタイルに合わせて、お得なカードを選んでみてください。

ご一読ありがとうございました!

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