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新しい生活様式にインテンスなリップを

初めて「新しい生活様式」というフレーズを聞いた時は正直うさんくさ〜と思ったのですが、すっかり市民権を得ましたね。

うだるような暑さの中でもマスクをして外を歩くのが当たり前になり、メイクに求めるものも変わってきました。これまで私はベースメイクもポイントメイクではツヤの出るものが好きでしたが、最近はとにかく湿度100%越えのマスクの中でも崩れない・落ちないものを選ぶようになりました。去年ブランド撤退前に慌てて買ったCHICCAのグロス、夏にいっぱい使おうと思ってたのにな〜

落ちないリップと言えばティント。一度オペラのティントが一世を風靡したときにその波に乗っかったものの、時間が経つと蛍光ピンクっぽくなるのがあまり好きではなかったし、去年ロムアンドが話題になりPLAZAで試した時は香りがイマイチ苦手なタイプで見送り…とずっと距離を置いていましたが、もう頼れるのは奴しかいない…とマスク対応リップ候補を探し始めました。

インテンスたる品名に偽りなし

ネットのスウォッチ画像を漁りまくり、買ったのはクラランスのリップコンフォートオイル インテンスの04インテンスローズウッドです。大学受験の詰め込み勉強の弊害で英単語を見ると直訳してしまう癖があるため、最初品名を見た時に「強烈なリップ…?」と思いましたが、広告の写真を見て納得。確かにインテンスです。ついでに「塗る色気」というキャッチコピーもインテンス。

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ハイ、インテンスな発色!(言いたいだけ)写真はボトルの色は少し暗めに写っていますが、リップの色は肉眼で見ている色に近くなるよう太陽光の下で撮りました。04は人気色のようで、発売してすぐの頃クラランスの店舗で見た時は入荷待ちとのこと。先日別の用事ついでに寄ったセミセルフ店舗に在庫があったので、念のため店員さんの手の甲で色味を見せてもらったうえで購入しました。タッチアップできない以上博打買い不可避ですが、このリップに関しては手に塗った色と唇に塗った色の差は少ない印象です。アプリケーターをボトルの縁でよ〜くしごいてから薄くぬれば、クチビルオバケにならずに済みます。

さて、リップコンフォートオイルといえばあのもったりした(春夏にはちょっと重たい)オイル感120%のテクスチャーが特徴。インテンスはこんなにパキッと発色するうえにティント仕様ということで、ちょっとマットな感じがするのかな?と思っていたのですが…

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見てくださいこのツヤ。自分はあくまでリップオイルだぞという矜恃を感じます。テクスチャーはサラサラでもなく、もったりでもなく、とろとろと言えば良いでしょうか。これなら春夏でも重くない。マスクなしなら薄く塗ってこのツヤ感を楽しむのもアリだと思いますが、私は唇に塗ってしばらく置いたらティッシュオフして出かけるようにしています。2,3分置いてティッシュオフするとこんな感じ。

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色残りもインテンス。上の写真を撮ったあとクレンジングウォーターで拭き取っても落ちず、手の平の一部が赤いまま出かけることになりました。ツヤが無くなっても唇のシワが目立つことも、色が大幅に変わることもなく色が残るのがお気に入りポイントです。この状態でマスクをつけると色移りはほとんどゼロ。

多少の飲食では色は落ちませんが、ガッツリ揚げ物などを食べれば自然に落ちます。オペラは上下の唇で色の残り方に差があるのが気になりましたが、これはそんなに気にならないかな。ただ私は唇の縁の方に強く色が残ったので、お手洗いに立ったタイミングなどで塗り直す時は唇の内側にだけ塗るとちょうどいい塩梅でした。

ティントとの和解のきっかけになるかも

長らく交流の途絶えていたティントでしたが、久しぶりに使ってみるとコップに色移りしないってすごく大きなメリットだなと思いました。地味に。ペットボトルの飲み口もきれいなままだし、マスクが必須でなくなっても使うかもしれません。ティントとの和解。1日過ごして乾燥も気にならなかったので、秋冬の限定色もちょっと気になっています。

超人気商品の超いまさらレビュー、読んでくださりありがとうございました。

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