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秋の日記

子らの記憶は、一体どこへ行くのだろう

この温かな秋の光の中を過ごしたことを
手を繋いで階段を、なんども上り下りしたことを
おもちゃ一つひとつを、何かの理由があって手にしたことを
この部屋を片付けなさいと怒られながら、存分に遊ぶこの日々を

たしかに存在する今日を

君はぜったい 忘れてしまう

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