昨日痴漢にあった。

こんにちは、鮫鮪(さめまぐろ)です。

昨日久しぶりに痴漢にあいました。

学生の時とは違い、仕事柄私は昼過ぎに外出する事が多いのですが、昨日は通っている病院の予約が午前中で距離が少しあったのもあり9:00には家を出て向かっていました。

少し混み合った2、30分ほどの電車移動の中で音楽を聴きながらツイッターをしているとなんだか後ろから密着してくる人がいました。

密着しないと乗れない程混んでいる訳でもないので、少し不審がっていると腰より少し下あたりを撫でられました。

うわ〜久しぶりに痴漢だ。

気分は最悪も最悪でなんでこんな時に限って！

学生の時はテスト期間だったり単位のやばい授業がある日だったり、遅刻しそうで焦っている時だったり。

そして今日は久しぶりに乗った朝の電車でこれから病院の予約がある。

急いでいて時間がない人を探すのが上手いのか？？？？そんな事をうじうじ考えていると痴漢はエスカレートしていき、ついに下着まで手をかけてきました、やばい。

痴漢撃退グッツ(学生時使用していた武器)はないので、声をあげなきゃ！と、焦っていると

「おい！やめろ！」

と通勤途中であろうサラリーマン風の方が助けてくれました。

いきなりだったのと、私は学生時代男性に助けてもらった事がほぼなかった為びっくりしてしまい固まってしまいました。

男性は「君、今痴漢されてたよね！？この人で間違いないよね！？」

と聞いてきて、やっと現状を理解した私は

「間違いないです！！！！」

と答えてからは男性が痴漢の腕をしっかり掴んで逃げようとする痴漢のカバンを奪い、駅員さんのところまで連れて行ってくれて、駅員さんや警察の方にどのような状態だったかを説明してくれました。

きてくれた警察の方がたまたま顔見知りだったのもあり、1日中警察署で過ごすこともなく、痴漢を捕まえてくれた男性も仕事に大遅刻だというのに面倒くさがらず最後まで私のことを気遣ってくれて思わず泣いてしまいました。

どうせ男性なんて助けてくれない、どいつもこいつも女性を消費する事しか考えていないんだ。

と荒んだ考えを持っていたのに助けてくれる人がいる現実がそれを否定してくれました。

学生時代、だれも助けになんてなってくれなくて、自衛しまくって最終的にはカッターで刺したりするしかなかったのに。

ここ数年で痴漢問題がとても大きな課題として取り上げられたりツイッターで良くも悪くも(？)痴漢問題について話題にする人が多くなっているからか、痴漢が思っているより多くいることが世の中に伝わっているのでしょうか？

誰も助けてくれない、見向きもしてくれない学生時代を過ごした私からすれば痴漢に対して目を光らせてくれる正義感をもった男性がいてくれるのがめちゃくちゃ心強いなと感じました。

たしかにめちゃくちゃ勇気のある行動だし面倒だし警察と関わらなきゃいけないし、もしかしたら1日中痴漢の件で潰れるかもしれない。

それでも助けてくれた男性がとてもすてきでした。

痴漢っぽいけどどうなんだろう？とか、もし恋人同士でいちゃついているだけだったら？とかそういうケースもなくはないのですがそれで声かけて痴漢じゃなかったらそれはそれでよかったじゃないですか、正しいことをし、勘違いだったとしても誰も不幸じゃないじゃないですか。むしろ痴漢を疑われるような事を公共の場でしているカップルがどうかと思いますが。

そういう事件が目の前で起こっても、関わりたくないとか、面倒くさいとか、仕事に遅刻するとか、予定があるのもわかります。でもあからさまに嫌な顔をして黙って見ているだけなんて、カッコ悪いと思いませんか？

これからも痴漢が完全にいなくなることはないし、怯えて過ごす人は減らないし他人事と思っている人でもそれこそ性別関わらず、被害に遭う可能性はあるのです。

いなくなることはなくても、痴漢が確実に減らすために、なにをしたらいいのでしょうか。

痴漢が100%悪なのに、痴漢にあったことがない人や痴漢を犯罪だとよくわかっていない人が多いです。

自衛していたって痴漢に遭うのに、人は「自衛しろ」「スカートをはくな」「誘ってるように見えたんだろ」等心無いことを言う人がいます。

何故こちらに少しでも非があるという事にしたいのでしょうか？

痴漢にあう＝女性として魅力的

と、たまに痴漢が美人である、人として魅力があるステータスかのように言ってくる人がいますが、痴漢は犯罪だとわかっていていっているのでしょうか？

間違った認識をしている人が勇気出して痴漢にあって辛かったという話をしている被害者に対して配慮のない言葉をかけているところをたまに見かけます。

もっと周りの人が痴漢に対しての認識を変えていくべきです。

被害者はどうしようもないのです。

自衛をしていたって痴漢にあうことはある。

周りの人が少しでも変わって、勇気を出して誰かのヒーローになれることを、心から願っています。

おわり

(勢いで書いてしまったので最終的に纏まりのない文になってしまいました、気をつけます)