【ASD的観点】初めてメンタルクリニックに通った日
想定しない場面がトラウマ
私はこの先どうなるか分からない場面 (想定していない場面) に立った時、どういう風に対処したら良いのか、わからなくなることが多いです。
分からなくなると、本来の目的を見失い、自分自身が言いたいことを言えなくなります。
さらに話も脱線したりして、要領を得ない会話になります。
結果として相手の〝されるがまま〟〝言われるがまま〟になり、自分自身の感情を抑え込むこととなります。
大抵は親切な人が多く、助けられることが多いのですが、ひどい場合だと、その体験自体がトラウマとなることも多々あります。
また、新しいことに一歩踏み出そうとすると、どうしようもない自分が出てきてしまい、自分を卑下し、ありもしない負の想像をし、追い詰め、心を苦しくさせます。
いま思うと、これは「対人関係や社会的なやりとり」に問題があり、ASDに当てはまることなんでしょうね。
ASDの詳細については以下の記事をご参照ください。
通院歴
現在私は、3年以上同じメンタルクリニックに、月1回の頻度で通院をしています。
話をよく聞き、心の機微をよく診てくれる主治医が診察をします。
私が通っているメンタルクリニックの場合、診察のパターンは大体一緒で、「ここ最近何があったのか」「体調に変わりはないか」を確認され、「今後の治療の方針をどうするか」「薬はどうするのか」「次回の診察の日程決め」といったように、話が進んでいきます。
3年前に初めて通院した時
初めて通院した時は、そんなパターンがあるとも分かりません。
「抑うつ」となり、勝手に涙が流れるほど辛い状態で、どんな話をして良いのか、どんなことを考えたら良いのかも分からず。
不安と恐怖で頭が熱く、ショートするような感覚になったことを覚えています。
診察時間は1時間ぐらいでしょうか。
初めての診察は生い立ち、これまでの経歴、抑うつになった要因、現在の困りごとなどを話しました。
話をよく聞いてくれる先生だったから、何とか素直に、正直に話すことができた。という感じです。
ただ、当時何を話したのかはあまり覚えていません。
自分勝手に話したから、話の順序もないし。
終わってから、あれも話しておけばよかったな。と思うこともありました。
そして休職
それから数日中にもう一度メンタルクリニックに通ったとき、先生から今している仕事を〝休職〟するように伝えられました。
〝休職〟という言葉に自分自身が向き合えず、その日は冷静に受け入れられず。
1日の時間を置いて、考えた上で、休職の診断書を書いてもらうこととなりました。
それからの対応
休職後も通院を重ねていますが、パターンがわかった現状では「想定していない状況」に置かれることは少ないです。
ただ、病院以外の場所ではどうかなど、現在、どういう風にしてASDの対策をしているかは、ここまでの話が長くなったので、また次回にします。
続きはこちらで。
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