聴覚処理障害 (APD) ってなんだ?
突然ですが、皆さんは聴覚処理障害 (APD) という言葉をご存知でしょうか?
この言葉はNHKが2020年ごろから注目し、認知され始めるようになったもので、あまり耳馴染みのない方が多いかと思います。
APDとは
あなたは、普段他の人と会話をしていて、こんな風に困ったことはありませんか?
・耳では聞こえているのに、言葉として聞き取ること (理解) ができない
・雑音が多い中で、大切な会話を聞き逃してしまった
・会話の内容を理解しているつもりなのに、正しく理解できていない
・聞いているフリ、聞こえたフリをすることが多い
そんな、聴き取りに関して困ったと感じることが多い場合に、聴覚処理障害 (APD) と疑われるようです。
私の場合
・人との会話の聞き間違いの多さ
・会話を聞いていないことの多さ
・会話を理解していないことの多さ
・受け取り違いをすることの多さ
こんなことが多く、私も人から指摘がありました。
これまでの人生を、APDの観点で振り返って
これまでの人生を振り返ってみると、高校生の頃から、言葉が聞こえなかった時に聞き返すことの多さ。
そして、聞き返してもわからなかったこと。
理解ができなかった時の〝聞いているフリ〟がとても多くあったような気がします。
電話を受けた時に、正しく言葉を認知できないことは致命的であり、学生の時よりも社会人になってからがとても苦労が多かったです。
私の場合そんな状況について〝とてもつらい〟とは感じていませんでしたが、なんとなくもどかしい気持ちを持って暮らしていました。
それは他の人も同様に訪れる悩みだと思っていたからです。
また、自分の周りの人がこんな問題を抱える私に対して、とても苦しい思いをしており、再三の指摘があり今回検査を受けることとなりました。
紹介状をもって大学病院へ
検査はいつも通院している心療内科から近くの大学病院に Dr. to Dr. でコンタクトを取ってもらい、紹介状・予約表を持って指定の日時に検査を行う工程でした。
検査の暫定結果
実際に本日、大学病院で検査を行ったところ、聴覚そのものには問題がなく、中耳炎など、耳の炎症的な問題も見つかりませんでした。
あわせて、チェックシートを使った検査では、基準となる点数よりも低い点数となり、医師からは暫定的にADPのグレーゾーン、ADPの疑いといった言葉がありました。
暫定的という言葉を付け足したのは、実は来週にもう一度ADPに関する詳細な検査を行うこととなったため、まだ正確な診断がなされていないためです。
このあとどんな検査があるのか。どんな診断となるのか。
不安な点もあるのは間違いありませんが、この結果については追ってこのnoteでも取り上げていくつもりです。
2023/10/23 追記
検査結果については、こちらの記事で紹介しています。
紹介しているサイト
なお、APD に関してはこちらのサイトでより詳細に紹介されています。
ぜひ気になる方は、ご覧になってください。
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