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フラッシュバックする嫌な記憶を、少しでも和らげたい

トラウマが心を辛くさせる

生きていると成功の体験もあれば、失敗した体験もあります。
成功体験は輝きになり生きる糧ともなりますが、失敗体験は何度も起き上がってきて心を不安にさせます。

私の場合は成功体験をあまりよく覚えていませんし、思い出せません。
でも失敗したときの体験は多く思い出せます。

フラッシュバックする失敗体験は些細なことなのですが、思い出すたびに、反射的に声を出してしまいます。

この現象は子供の頃からあったわけですが、抑うつと診断されてからのここ数年は1日に何度もこの症状に悩まされています。

俯瞰して考えてみる

私の場合、こんな経験がフラッシュバックします。

・他の人からなんとなく白い目で見られているんじゃないかと思った経験。
・自分自身の教養や思慮が足りなくて、配慮の足りない言動や行動をした経験。
・頭の中でイメージしている完璧像に近づけず、実際の言動や行動が至らなかった経験。

これってよくある、ほんの小さな失敗例ですよね。
こんな過去のことをいちいちクヨクヨしていたら、キリがありません。

ここから脱出するには

私自身ネガティブな性格だから、過去のことをクヨクヨするのは仕方ないです。
でも、少なくともフラッシュバックする頻度を減らしたい。
減らすためにはどうしたらいいんだ?と考えました。

その結果、フラッシュバックした時にこんな風に考えるようにしました。

「当時の自分はできる限りやったけど、うまくいかなかっただけ」
「あの時の自分も頑張った」
「仕方がない」

ほんのすこしだけ、いろいろな言葉を使って自分を持ち上げて、褒めてみました。
まだ2ヶ月ほどしかこの思考法は試していませんが、少しだけ前よりも気持ちが軽くなった気がします。

そして、現在通っている精神科の先生にも、こういう風に思考法を試していると伝えたところ、「とても良いことだ。よく気づいたね。」と褒めていただけました。

相変わらずフラッシュバックする回数は1日1回程度ありますけど、前よりフラッシュバックした時のショックが和らいだ気がします。
これからも気長に続けていき、少しでも快適な生活を送られればと思います。

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