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本を読むのが苦手

本は人生で数冊だけ読んだことがある

本を1冊読むのって、大変じゃないですか?
本を読むことが習慣な人、趣味な人、馴染みがある人にとっては無縁のことかもしれませんね。
だけれども私は、雑誌や漫画本じゃなくて、文庫本のような ”本気の本” を読むことが苦手で、本を買ったとしても、1冊読み切るのは夢のまた夢と思っていました。

義務教育で読まないとならない本以外で、興味を持って最後に読んだのは、綿矢りさ氏の「インストール」だったかも。2001年発売なので20年以上前の出来事です。

本屋さんはどちらかというと雰囲気がとても好きです。
だから本屋さんに行って意を決して一冊手にとって立ち読みしてみるんだけど、読んでも「どうせ最後まで読みきれないんだろうなぁ」と考えて挫折する。この繰り返しです。

同じ気持ちの人がいると嬉しいのですが。

時間があるから本を読んでみようという思考

ここ2年以上のも間、私は「抑うつ」状態となり、仕事を休んでいます。
当初は気力も全くなく、何もしたいとは思いませんでしたが、日に日に良くなっていくつにれて時間を意味のあるものにしたいと考えたところ、手っ取り早くできそうなことは本を読むことでした。

それと、カフェで本を読んでいる人を見ると格好いいと思っちゃうんです。
そんな人がうらやましくて。

はじめは本屋さんに行き、なんとなく興味のある本を探しては、「あーじゃない」「こーじゃない」と文句を垂れながら、手に取り、本棚に戻してはの繰り返しでした。
失敗することに対して恐れる私の性格上、「本を買う」という行為がとてもハードルがとても高く感じており、結局自分自身の性格が文句の原因です。
最終的に負担が少なく済む、そして手っ取り早いAmazonのサービスKindleを使って、iPadで電子書籍として閲覧することが一番じゃないかと考え、その中から本を探しました。

そこで見つけて読んだ本が、ベストセラーとなった自己啓発本、古井雅之氏の「習慣が10割」でした。
わかりやすい本でしたが、読むのは本当に大変でした。確か1ヶ月近くかかったのかな。
後で内容を忘れないように、ノートに本の内容で気になったことをメモしながら、吸収することにもいっぱいいっぱいでした。
それでも必死に読んで、途中から苦しみを感じながらも耐えて読み切りました。

安住紳一郎氏の本に影響される

その苦しみを耐えて読み切ると、(時間があるからなのか)もう一冊くらい読みたいなと思うもんです。
そんな折、自分の本に対する考えを変える本に出会いました。

TBSアナウンサー・安住紳一郎氏と明治大学文学部教授・齋藤孝氏の共著「話すチカラ」。それから同じく安住氏のエッセイ本「局アナ 安住紳一郎」です。
私は北海道帯広市出身で同じ道民の安住アナのことは元々好きで、興味のあるアナウンサーだったこともあって読みました。
どちらの本も、まるで語りかけてくるような、言葉が映像化されていてスラスラ読める。
そして、「こんな気持ちで執筆しているんだろうなぁ」というように、息づかいまで伝わってくるかのようで、本当に驚きました。

安住アナもエッセイの中で、文章を作成するなかで必ず、自分自身の言葉になるように、声に出して読み、引っかかりが無いかを確認してから提出している旨の記述をされていました。

(その本を書いている人の顔や、話し方を知っているというのは、本を読むにあたってのアドバンテージとしてあるのでしょうが)少しの手間暇で劇的に本が読みやすくなり、書かれている言葉を解釈しやすいと思ったのは驚きの発見でした。

もっと見聞を広めたい

「本」と一口に言っても、多種多様な本があり、まだまだ想像を超えるような文章を書く方や、私のような本が苦手な人の興味を惹く作家さんがいるのでしょうね。

私自身ももっと成長ができればと考えています。

もし、皆さんのおすすめの本がありましたらコメントをください。
一度は手にとってみたいと思います(苦)

そして、この文章もできるだけ自分の話し言葉で書いているつもりです。
よければ「スキ」やフォローも待っております。よろしくおねがいいたします。

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