日本未公開サメ映画①「From the Depths」の感想レビュー
こんにちは!サメを愛しサメに愛された女、鮫サメ子でございます。今回は、日本でまだ公開されていないサメ映画「From the Depths」を紹介したいと思います。タイトルの"From the Depths"は、「深海から」の意味がある一方で、「絶望の淵から」という意味も持っています。この映画は、深海から来たサメの幻覚に悩まされた一人の女性が、まさに絶望の淵から立ち直ろうとする話です。
普段は映画の感想はFilmarksに投稿しているのですが、日本未公開のためまだ「From the Depths」が登録されていません。現在申請中で、登録され次第、すぐに投稿しますね!
では、さっそくレビューを書いていきますね!
From the Depths:
サメの悪夢と幻覚に立ち向かう女性の物語
この映画は、先程も書いたように「深海から」と「絶望の淵から」というダブルミーニングになっています。
この映画を見るきっかけは、昨日YouTubeで同じく日本未公開のマーク・ポロニア監督の「Virus Shark」を視聴したことでした。それがきっかけで、「あなたにオススメ」としてこの作品が現れたので早速見ることにしました。
「From the Depths」は、2021年にアメリカで制作されたTV映画で、ホセ・モンテシノスが監督を務めています。彼は他にも「ホワイトシャーク」という別のサメ映画も手掛けています。是非そちらも機会があればご覧ください。
物語の中で、主人公のリズは恋人のセスと姉のペイトンがサメに襲われ死亡するという悲劇に見舞われます。そのトラウマから、毎晩サメに襲われる悪夢を見るようになり、日常生活でもサメの幻覚に悩まされます。セラピストと現在の恋人ロベルタの支えで、彼女は悪夢と幻覚から立ち直ろうと奮闘します。正直、サメのCGはショボいですが、これまでにないサメ映画だったので、新鮮さがあり、CGの質はさほど気になりませんでした。
クローゼットからサメが!水たまりからサメが!空からサメが!ありとあらゆる場面でサメが登場します(幻覚ですからね)。そして、ついには亡くなったはずのセスとペイトンの亡霊まで現れます。果たして彼女は立ち直ることができるのでしょうか?そして衝撃のラストが待ち受けています!
ネタバレを避けた感想をざっくり言うと、ロベルタの支えと共に徐々に立ち直っていくリズの姿がとても感動的でした。最初は悪夢で飛び起きてたサメの夢も、徐々にこれは夢なんだと自覚し恐れなくなっていく様がとても良かった。実際に人は死ぬほどのトラウマを味わうと、こういう幻覚を見るのかもしれないと思いました。
それにしても、なぜこの作品が日本で未公開なのかが不思議です…。ぜひ公開してほしいですね!みんなでこの感想を共有できる日を楽しみにしています!
それでは皆様、シャークと共にあれ(May the Shark be with you)!
追記:2024年1月現在、日本でも「フロム・ディープ・ウォーター」という邦題で視聴可能となりました。U-NEXTにてレンタルが可能ですので、ぜひこの機会にご鑑賞ください。
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