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推し撮影
とある日常の一コマでコスプレも縄も受けるという人に会った。
私もコスプレと縄でなにかの作品を表現したいという気持ちだけは持ち合わせていた。
ただし、クオリティにこだわりを持つ私にはハードルが高い。
なぜならウィッグからメイクからこだわれるレイヤーである程度縄を受けられるスペックを持ち合わせる人が限られているからだ。
それに加え、写真を撮る私と縄をかける人も別でほしい。
作品にあった背景でがあり、吊り床もある撮影スタジオなんて存在するのかという話でもある。
さらに言えば、知り合いがコスプレするのと推しがコスプレするのとでも意味が違ってくるので作品作りと推し撮りは別々で考えたい。
推しで撮影するならば
・架空の花吐き病
・推しの架空ヒーロー初変身シーン
・ガチリアルポートレート
・彼岸花背景にスーツ&グローブ
・水撮影なら沈んでいく深さが欲しいところ
横から撮るだけでは物足りない
どれも念入りに設定を組みたいところだ。
花吐き病なんてなんの花びらを吐かせたらいい?
推しの心情を正確に花言葉に置き換えたいが中々に難しすぎる。
変身シーンは推しの要望で私さえカメラに映ってしまいそうだ。
変身ポーズだって1つ確実に作らなければいけないし設定も色々必要になってくる。
ポートレートは場所選びから始まる。
海辺、路地裏、狭く細長い通路、シャッター街、高架下、狭い青空、雨、水たまり、繁華街の暗闇、
幾らでもは出てこないけど色々あるロケ地は知りたい。エモいもの全部。
特撮のロケ地だって嬉しい。撮りたいものが撮れるかどうかは分からないけど。
白ホリでライトを上手く扱えたらどれだけ良かったろう。光源に色をつけて雰囲気を出せたら楽しかったろう。程よく陰影をつけられたらかっこよさが何倍になってなったろう。
全てないものねだりだ。
だから日々のちょっとした気持ちを書き溜めて積み重ねているのだろう。
願わくば、いつかの自分が推し活を最大限に楽しめるその手助けになれるように。
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