「ドラッカーのマネジメントを学ぶ」二日目
こんばんは。
ドラッカーのマネジメントから学び、自身をアップデートさせるという挑戦を行っています。
まずは大枠について、簡単に説明します。
マネジメント(エッセンシャル版)は、 下記の三つのパートに構成されています。
パート1 マネジメントの使命
パート2 マネジメントの方法
パート3 マネジメントの戦略
ですので、これを順番に、ゆっくりと咀嚼していきます。
序章について
本書には、上記のパートのまえに、5Pほどの序章があります。
たった5ページですが、非常に濃い内容ですので、飛ばすわけにはいきません。
まず冒頭はこう始まります。
今やあらゆる先進社会が組織社会になった。
われわれの住む日本も、まったくこのとおりですね。
企業や政府機関、大学、病院、研究所など様々な組織でなりたっています。
そして、ドラッカーはこう言います。
マネジメントなしに組織はない。
組織が機能するには、マネジメントが成果を上げなければならない。
また、こう続けます。
われわれは、マネジメントというものが、所有権、階級、権力から独立した存在になければならないことを知っている。
マネジメントとは、成果に対する責任に由来する客観的な機能である。
組織社会である現代において、マネジメントは、必要不可欠であるということ。
そして、マネジメントとは何かということに触れています。
マネジメントとは、成果に対する責任に由来する、客観的な機能である。
ここが必要にたいせつな部分です。
(パート1 マネジメントの使命)
組織が存在するのは組織自体のためではない。自らの機能を果たすことによって、社会、コミュニティ、個人のニーズを満たすためである。
まず、組織を定義する必要があります。
組織とは、社会の機関である。
と、ドラッカーは言います。
そして、それら組織の中核の機関が、マネジメントとなります。
そのため、マネジメントの役割とは、次の3つと定義されます。
①自らの組織に特有の使命を果たす
②仕事を通じて、働く人たちを生かす
③社会の問題について貢献する
マネジメントとは、これらの役割を果たすために存在するものとなります。
(続きます)
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