見出し画像

私は、自分の成功を期待したい

「君は、自分の失敗を期待している」

「深夜0時の司書見習い」作:近江泉美 という本から抜粋した文章です。
この文章を読んだとき、最初は頭に「?」が浮かびました。
どういう意味なのか、分かりませんでした。

読み進めるごとに、自分の中にストンと落ちる感覚がありました。
今日は、このことについて書いていきたいと思います。


いつも不安な私

私が得意なことは、未来を案じること。
「こうなるかもしれない」「ああなったらどうしよう」
わかってます。メンタルにはとても悪影響な、嫌な癖です。

いつぞや書いたブログに「いま、ここ、この瞬間」を意識することを書きましたが、それもたまに忘れちゃうくらい、この思考は長年私の頭に巣食っています。

それ故に、いつも不安。
なにかやるときに、いつもリスクの方を大きく考えてしまう。
そんな私が出会ったのが、冒頭のセリフ。

「君は、自分の失敗を期待している」

自分の成功を期待したい

「こうなるかもしれない」、「ああなるかもしれない」、という不安は、ひっくり返せば、「そうなることを期待している」とも言えるのです。
この本を読んでそれに気が付いた時、そうじゃなくて、今からやることや、未来の自分に「いい期待」を持ちたいと思うようになりました。

自分自身を信じてあげられないことは、悲しいことです。
私にとっての私は、最高のパートナーであるのに。
私を真に信じることができるのは、他でもない私自身なのに。

なので私は、「私の成功を期待する」素敵なオトナになりたいなと思います!
もちろん、大人なので過度な期待はしません。
何もせずに億万長者になれる!とかそんな馬鹿な期待はしません(というか、ここまでくるとこれは妄想ですね)
自分の力を信じて、嫌なことも怖いことも乗り越えられる自分であることを信じてあげたいと思っています。

今更ですが、こうやってnoteに書く、思っていることを言語化するという行為はとてもいいですね。
このnoteは8割方、私自身のために書かれています。
でももし、私と同じようにぐるぐる考えちゃう方の目に止まったら、とっても嬉しいです。
一緒に「自分の成功を信じる」ことができる自分を目指してくれたら、もっともっと嬉しいです。

さいごに

この素敵な言葉を教えてくれた「深夜0時の司書見習い」
とてもおススメです。

ストーリーは
高校生の主人公「三原アン」ちゃんが、北海道にある私立図書館に夏休みの2週間だけホームステイします。しかしそこは、夢の中では「図書迷宮」。アンちゃんは、昼間は図書館でお手伝いをし、夜、夢の中では「図書迷宮」の「司書見習い」として働くことになるのですが・・・
といった感じです( ー̀ᴗー́)⁾⁾

この本は、本のすばらしさ、読書の面白さから、冒頭に抜粋したような、各々の生き方のことについても考えさせられるところあり、
ファンタジー小説なので、不思議な図書迷宮でのアンちゃんの不思議な冒険、アクションあり、と、とてもおもしろい作品になっています。

本好きには、本や読書の面白さについて語られている部分がものすごく刺さるかも。
主人公「三原アン」ちゃんは、読書はあまりしない子、という設定なので、本をあまり読まないよーって方はアンちゃんに感情移入しながら読めるかもしれません。
(でも、読書好きの私もアンちゃんに感情移入できたので、どちらでも問題ないかも!)

今回はここまでです!
なんか、ブログと本紹介のミックスの文章を書いてしまいました。
またね~(*´︶`*)♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?