【ワーホリ日記】折り返し地点らしいのでこれまでに起きた事件を振り返ります。
こんにちは!大学を休学し、ニュージーランドでワーホリ中のさめです。
4月7日にニュージーランドに上陸してはや5ヶ月以上経ちました。
私は復学準備の都合上1年ぴったりNZにいるのではなく3月上旬には帰国するつもりなので、早くも折り返し地点を迎えたことになります。
ここまで起きたことの中で、印象深いものだけを切り取ってもかなり濃いものです。ということで今回はこれまでのワーホリ個人的ニュースを振り返っていこうと思います。
乗り継ぎ待ちの時間にスピリチュアル系お姉さんに声を掛けられる
オークランドへの直行便がクレカ限度額の都合で取れなかったため、上海・浦東空港で乗り継ぐことに。
入国審査を終えベンチで座っていると、突然「何かが私をいらいらさせるの……」「lonely…lonely……」「いつからかは分からないけど、ずっと、何かが私の心を苦しめているの……」と見ず知らずの女性に話しかけられ大困惑。おろおろしていたらどこかへ消えていってしまいましたが、怖すぎる。
NZ行きの便が欠航
そんなこんなでオークランド行きの便に乗ったものの、まったく動く気配なし。数十分、下手したら1,2時間ほど待たされた挙句欠航のアナウンスが!
国内線含め欠航に遭ったことがなくめちゃくちゃ焦りましたが、隣の方がNZで働いている日本人の方でいろいろ助けていただき命拾いしました……。
ルームメイトと毎日喧嘩
「どこのバス停で降りるべきか」とかいうしょうもないことで毎日喧嘩していました。「あんたの言ってる意味は分かるけどグーグルマップが言ってることが正しいに決まっている」(実際は工事の関係で何の役にも立っていない)と言われこりゃ何言ってもだめだ!ということで無理やり私がバスから降りることですべてを丸め込みました。
ホームステイ先の子供にスカートをめくられまくる
向こうは3歳児とはいえ普通にちょっとどうなんだ、という感じはしますよね……。
治安そこまでよくないのに家の鍵がかからない
1か月のホームステイを終えフラットにお引越し。私の部屋は離れだったので鍵がかからないと詰むのにも関わらず古すぎて鍵がかからない状態でした。幸いにも盗難などの被害には遭わずに済みましたが、酔っ払いが夜中に母屋をノックするような地域だったので怖かったです。
引越し初日、凍死しそうになる
私の部屋には暖房器具がなく(聞いてない)、さらにリネン類は自己調達と言われていたものの布団はあると誤解していたため初日は布団やブランケットが何もない状態に!前述の通り離れなので実質外と同じ温度です。
薄いブランケットならあったのですが役不足。あらゆる服を着こみ、さらにはオーナーからその日借りていたドライヤーでどうにかしのごうとしますが無理でした。極寒の中、遠ざかっていく意識。死ぬってこういうことなのか……と思いました。生きててよかった。
洗濯機の水圧が強すぎて服が2着死ぬ
フラットに来て初めて洗濯機を回したら、水圧が強すぎてお気に入りの服2着に穴が開いてしまいました……。寒い時期だったので上着を着ることで誤魔化していましたが、フラットを出るタイミングで泣く泣く捨てることに。
仕事探ししてたら詐欺に引っかかりそうになる
どう考えても私が悪いのですが、仕事が見つからず追い込まれていたため明らかに怪しげな求人に申し込んでしまい、WhatsAppで大量のスパムを受け取る羽目に……どんなに仕事が欲しくても最低限は気を付けないとだめですね。
トライアルに行ったレストランが法律違反
NZではトライアル(試し雇用)は通常1回(双方の合意があれば無給も可)らしいのですが、なぜか3回もトライアルさせられた挙句不採用に。お金はもらえたものの最低賃金($23.15/h)未満。法律を知らないと身を守れない……と痛感した瞬間でした。
学歴厨のアイスクリーム屋さん
CV(履歴書)を持って行ったところ、(ポスターに経験者しか採用していないと書いてあるのに)東大生だからという理由だけでトライアルに呼ばれ、しばらく経ってから採用通知まで来てしまいました。(入れる時間の兼ね合いから辞退することにはなったのですが)
実力主義のNZで出会う学歴厨は逆に純度が高くて怖いです……。
仕事決まったのはよいけど全員新人
滅茶苦茶すぎますね。経営陣はどう回すつもりだったのでしょうか……?
最初は文字通りてんやわんやの日々が続きましたが、どうにか慣れてきて楽しい思い出になりました。
同時にバイト始めた友達が2日で辞める
ええ(困惑)。状況的には仕方なかったのですが。
美容室に行っただけなのにオーナーとバトルになる
髪を染めたのですが(前黒染めしたせいでうまく染まらなかった、かなしい)、ネットにはshort/medium/longで値段が分かれているとの記載が。肩につくくらいの長さの私に請求されたのはlongの値段。「髪の長さ」にしか思えないのに「髪の厚さ」で判断しているらしいです。意味不明すぎる!
流石にちょっと……と思いGoogle mapのレビューに苦言を呈したところオーナーから「これお前だろ。わかってるからな。消せや」(意訳)との脅しメッセージが!バトルの結果、longとmediumの差額を返金してもらう代わりにレビューは消すことになったもののなんだか納得はいかない感じはします。
犯罪者からDMが来る
仕事探しのポストをFacebookでしたところ、釣り/狩りなどの面白そうなアクティビティを行っているおじさんからDMが。すごく惹かれ話を進めていたのですが、どうも絶妙に会話がかみ合わないのでGoogleで名前を調べたところ「女性への暴力」で逮捕歴が……。自衛はしっかりしないとまずい、と学んだ瞬間でした。ちなみにもうブロック済です。
犯罪者ではないけどやばそうな人からDMが来る
同上のポスト経由でウェリントン在住のおじさんからDMが来ました。家のお手伝いと引き換えに無料で住める、という話かと思いやり取りをしていたら交換条件なしで無料で住めるという話と発覚。しかも住んでいるのはおじさん(と犬)だけ。あまりにも気味が悪すぎるので無理と言ったら「私は安全だ!」「警察に勤めている姉がいるから大丈夫だ!」「仕事が不安ならタバコ屋に勤めればよい」(※私はたばこが嫌いです)などなどメッセージが。即ブロックしました。
求人応募してから住所見たら廃墟だった
なにこれ(なにこれ)。胡散臭すぎる。
求人応募して面接に呼ばれたけど、詐欺会社臭ぷんぷん
ドアセールスでファンドレイジングをする会社らしいんですが、ネットを見ても何をセールスしているか謎。さらには過去に訴追されているような記事も。面接で聞いたら「環境保護のために資金を集めるNPOだ」という趣旨のことを言われたんですが、それなら堂々とホームページに書くべきでは?
部屋にアリが大量発生
離れ=実質外みたいな環境だったうえ、古くて部屋中隙間だらけだったので食べ物を持ち込んだだけでアリが大量発生。一時期周りの人に「アリついてるよ」と言われまくる地獄のような日々を過ごしていました。
ホームパーティーで盗難!?
ホームパーティーでふと自分の荷物に目をやると、そこに手を触れている人が……!?
お酒の缶を開ける道具がなく私のリュックについていたカラビナに目をつけただけだったようですが、普通に怖すぎる。一言断ってくれ……
日本で一回しか運転したことがないのに車を買う
2月に免許合宿を終えばたばたと普通自動車免許を取得後、1回しか運転していなかったのにこれからの生活には車が不可欠だ!と購入することに。流石に自分でも運転していて怖いので練習頑張ります……。
英語で別れ話を仲裁する
日本語ですらやったことがないのになぜか巻き込まれました。
プライバシーの兼ね合いから詳細は避けますが、無事円満(?)な破局に持っていくことができました。人間その気になれば案外何でもできますね。
「Google mapに従うと川に溺れるよ」
クライストチャーチでの生活を終え、農場で住み込みボランティアをすることに。Google mapに従い進んだ私の目の前には橋のない川。そこで蘇ってきたホストのメッセージは「絶対に川を渡ろうとするな」でした。
休みなし&仕事が増え続けるブラック農場
農場での仕事は1日4時間ほど、人によっては休日ありと聞いていたのに実際には休日は皆無、1日4時間どころか日によってはほぼ終日働かされ、ルーティンワークのはずなのに仕事量はなぜか増え続けるばかり。これには全員文句たらたらでした……。
「夜逃げしてもいいですか」とLINEを送る
前述の労働環境から農場のみんなは疲弊気味。最悪クライストチャーチに逃げよう…と話をしていたので日本人の友達に「夜逃げしたら泊めてもらえますか」とLINEを送る羽目に。実際にはホストは夜在宅で昼不在なのでやるとしたら昼逃げではありますが。
崖から落ちる
農場のホストがCastle Hillという有名な岩がある地帯に連れて行ってくださり、クライミング(正確には崖から下っていたので違いますが)をすることになりました。
初級編を終え、難しいコースに挑戦しようとしたものの怖すぎて足がすくむ私。足を一歩進めたところ、逆さになり始める世界―――死ぬってこういうことなのか……と思いました。(2回目)生きててよかった。(2回目)
※ホストの監督下、命綱を装着し安全には気を付けて実施しています。くれぐれも一人ではやらないようにしましょう……。
不採用になったお店から4ヶ月越しの不明入金
謎に200ドル近い入金が!臨時収入かと一瞬思いましたがさすがに返せと言われました。いや不採用にしたんだし4ヶ月もたってるんだから口座情報くらい削除してくれ……。
「Google mapに従うと土砂崩れに遭うよ」(?)
Picton近くでハイキングに行くことにした私たち。ところが、唯一の道には「Road closed」の電光パネルが……!あとになって知ったのですが土砂崩れで数年封鎖されていて最近ようやく居住者には解放された道のようです。Google map、あてになりませんね。
他にもいろいろあった気はしますが、とりあえずこんなところで。
残り5ヶ月ほど、どんな面白い出来事が待ち受けてるか楽しみですね。
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