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タンゴエクササイズ 基準を決める

スタジオレッスンでも同じなんだけど、
特に鏡がないおうちでエクササイズをやる時には、
こうしてみてね〜って話。

1、正面を決める
スタジオだったら
鏡に向かってエクササイズすることが多いよね。
その鏡側の面、正面の方向を決めてください。
できれば高さの分かる目印が、その正面にあるといいかも。
そうするとその見え方で
自分の目線の高さが分かるから
膝のゆるみ具合とかを把握しやすいね。

2、四方の基準を決める。
前が決まったら
左右後ろの壁があると思うんだけど
その四隅を方向の基準としてください。
例えば
「右前45度の方向に足を送る!」
としたら大体部屋の角の方向とかこのくらいだな〜とか
考えるときの目安にしやすいです。

つまりどちらも
自分の身体の位置や向きを把握するため
基準!

ビデオを見てエクササイズや練習をする時は
その動きの角度や方向も取り入れてほしい
なんとなーくやってると、効果半減なのです。

例えば、メディアヒーロするときはちゃんと180度回れるようにする、
もっと細かいことを言うと、
メディアヒーロの最初のフォロワーの後ろオチョを
ぐるんと回しすぎてしまう人が多いんだけど、
それも明確に狙った位置に持ってこれるようにする。
(もちろん、この後ろオチョを多めに回す動きもあります。
 でもその後の動きがまた別のものになります。)

僕のレッスンは結構「180度!」とか「270度!」とか角度を言うことが多いんだけど
アルゼンチンタンゴは自由な踊りなのに
「どうして?」
って思うかもしれない。

前も書いたけど、大事なのは、コントロールすること。
この角度にもっていこうとしたら
どのくらい絞らなきゃいけないかとか?
どこに脚をつかなきゃいけないか⁉︎っていうのが分かってくる。
なんとなくの身体の動きに流されないにしようね。
コントロール手放しちゃうと、フロアでロンダに乗れなくなっちゃうしね。

僕はタンゴを練習するほど
こういう制限?みたいなものに気づいてくる。
面白いなあ〜って思います。
それを知ることでより自由に踊れる、
自由に踊るための制限
制限と言うか約束事?みたいな感じかな。

例えば言葉って、同じ言葉を使っても並べて方が変わると意味が変わるよね。
言葉の意味と使い方がわからないと
自分の思いを伝えられないよね。
それとおんなじ!

自分が何をしたいのか
何処へ向かうのか

その基準として最初は
角度だったり、高さだったり、方向だったり
ってとっても大切だと思う。


これから、いくつかエクササイズ動画をUPする予定なので
ぜひ、
角度・高さ・方向
に気を付けてやってみてね。

オマケ:これは結構前だけど、ミロンガのロンダを回すためのコツについて書いたものです。日本のミロンガをいいものにしたいなーと思って書きました。ぜひ読んでみてね!


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