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FGノット(歯に優しいver.)

PEラインを使用したいけど結束で躊躇されてる方も多いと思います。
結束はFG,PR,SC,10秒ノット等、数々ありますが今回は代表的なFGノットの紹介です。
ノッターを使わなくて、しかも歯に負担を掛けない方法をご紹介します。
って言っても基本堀田式で歯に優しいver.なんですけどね。

※堀田式、ハーフヒッチ、エンドノットは
youtubeの動画を観て頂けるとより理解が深まると思います。(リンクの貼り方がまだよくわかってません…すみません。)

では始めます。
1.リールのドラグを締めてPEラインにチワワ結び等で5〜10号錘を取り付けます

10号をセットしたとこ。

2.垂直に垂らしたままでも良いのですが机の角を利用して錘をぶら下げると、弦のようにラインが張るので編むのがとても楽になります。

ピンッと張れます。

3.リーダーをPEラインの上からクロスするように当てます(仮に基本位置とします)
4. 編み込み部(クロスしてる場所)を指で挟んでリーダーの先端をリール側のPEラインの下を潜らせて基本位置に。
5.次に錘側のPEラインの下を潜らせて基本位置に。これを1セットとします。
6.1セット編む毎に編み込み部の左右のリーダーを持ち軽く引っ張ります(これコツかも)
7.10セット〜15セット編んでハーフハッチでリーダーと本線を仮止めします。

15回編んでハーフヒッチで仮止めしたとこ。
締め込み前なのでコブにムラが見えます

8.PEライン本線とリーダーを持って引っ張って締め込こみます。
締め込みは編み込み部を水で濡らして15秒ぐらいかけて徐々に力を入れていく感じで。
一気に力を入れると切れたり、編みの始め(左側)と終わり(右側)で締め込みにムラが出来たりします。
編み込み部の色が変化するのですが、写真じゃとよくわからんな。

締め込みの力ですが、一度ラインを切断してみる事をお勧めします。
編み込み後ハーフヒッチで仮止めしたら、下記に注意して徐々に力を入れて引きちぎって下さい。
・引きちぎる時は、錘を外す。
・楽だからと、リールを持って引っ張らない。

私は締め込む時は、リーダーはセール品の安い300m巻きドラムを、PE側は手袋に巻き付けて引っ張ってます。
感覚として、引きちぎれる力の50%ぐらいを目安で締め込んでます。

締め込み後、
編み込み部は均一な太さになってますね。

締め込み後、エンドノットして余分なリーダーとPEラインをカットして終わってもいいですし、余分なリーダーをカットして焼きコブ作って、あと工程に移ってもいいです。

私は焼きコブを作る派なので、リーダーをカットして焼きコブを作った後、ハーフヒッチを数回繰り返しリーダーが見えなくなったら、エンドノットで終わりにしています。

完了したとこ。比較的きれいに出来た。

ハーフハッチやエンドノットの締め込みは、歯が弱くなった私には辛すぎる。

以前はラインを締める時は、ラインに結びコブを作ってそこを歯に咥えて引っ張ってたんですが、
すきっ歯になったり歯が弱くなったりで、引っ張ると歯まで取れそう(笑)という様な状態になってきました。

そこでPEに付けた錘が生きてくるんですよ。
ハーフヒッチの位置を決めて手で軽く絞めたら、リーダーと本線を持って錘を跳ね上げて落下の衝撃で締めるw
この時、本線側を少し高くラインを斜めにすることでノット側に詰めて結ぶことができます。
リーダーの焼きコブまで数回繰り返して隠れたら
エンドノット1回して終わりです。

FGノットに挑戦してみようとしてる貴方、歯が心配な貴方、参考にしてみて下さい。

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