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れいわ新選組 若者勝手連の都知事選挙

以前の記事「旧態依然と次世代の胎動」の公開後、しばらくして私が問合せ受け付け用にメールアドレスを公開したところ、れいわ新選組 若者勝手連の代表「かもめん」氏から連絡を貰うことができた。

その後、何度かのやり取りを重ねる中で、ツイッター等での「かもめん」氏の発言や写真を記事で使用する許可を頂戴していたので、本記事では、今回の東京都知事選挙に関する「かもめん」氏のツイッター発言を基に、その考えや想いを紹介したい。

れいわ新選組 "若者勝手連"とは何なのかということについては、「旧態依然と次世代の胎動」をご覧ください。

山本太郎氏 都知事選 出馬検討段階での想い

これまで、”れいわ新選組 代表 山本太郎”氏は、2020年06月の東京都知事選挙への立候補については、「出馬の可能性は排除しない」としてきた。
そして05月末頃からその動向についての報道も増え、06月に入り東京都知事選挙が目前に迫ると出馬濃厚との見方となった。

”れいわ新選組 代表 山本太郎”氏が東京都知事選挙への出馬表明を06月15日に行う少し前、06月12日に”れいわ新選組 若者勝手連 代表 かもめん"氏は次のように胸の内を明かした。以下、原文そのまま。

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山本太郎・れいわ新選組代表の都知事選出馬を検討する旨の報道を受けて

正直、太郎さんには国政に行って欲しいし、都知事では役不足だと思います。しかし、小池さんが強く対立候補もパッとしない(私は宇都宮さんを支持していません)いまの現状を踏まえ、かつ、れいわの勢力拡大やテレビなどへの露出、無関心層への浸透を考えた時、山本太郎が出馬しない理由はないのかな、と思っています。

また、民主主義国家として、選択肢が増えることは望ましいことです。また、太郎さんが出れば投票率も上がるのではないでしょうか。れいわ独自で選挙戦に臨む機会になるため、れいわ支持者の勉強にもなると思います。れいわの「国民がちゃんと政治を監視できるようにする」という根本的な姿勢に合致すると考えます。

私は、以上のことを考えた上で、山本太郎ではないれいわ独自候補者の擁立を最初望んでいました。安冨先生や野原さんなど。しかし、知名度や訴求力などを考えると、太郎さんが出るのが一番現実的なのかなとも思います。

ゆえに私は、
その都知事選の公約が支持できるものであるならば、
山本太郎代表が出馬する場合も独自候補を立てる場合もそれを歓迎し応援するつもりです。

かもめん(6年前から山本太郎さんを支持するれいわ新選組支持者のいち若者として)

2020/06/12

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その3日後の06月15日14時。”れいわ新選組 代表 山本太郎”氏は、東京都知事選挙への立候補を表明し、記者会見を開いた。

山本太郎氏 都知事選 出馬との会見を受けて

山本太郎氏の東京都知事選挙への出馬会見を見た”かもめん”氏は、当日夜に以下のように語った。

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ポスターの張り替えを地元回れる範囲でとりあえず回ってみた。もちろん都知事選のことだからピンポン先は皆悲喜交交で、「れいわが宇都宮さん応援しないならポスター剥がせ!」と怒鳴られたり(二枚剥がされて突き返された、)、したが、一方で、歓迎されもした。

むしろそちらの方が肌感覚としては深くて。というのは、「都知事選出馬待ってました!」という手放しの歓迎ではなくて、「国政行って欲しいけど、覚悟決めたみたいだから都政頑張って欲しい」という冷静な判断での声だった。「消費税減税言えないんじゃ野党とは組めないよね」と文具店のお父さんが言った時は、私は深く頷いたよ。そうですね。そうですよね。ここで私の腹は決まった。山本太郎を全力で応援しようと。
私も、山本太郎は国政に行くべきだと思っている。(街宣見た後でもそう思ってる。)だけれども、やっぱり、彼には信念があって、それに私は共感して応援したくなるんだなと強く思う。

野党共闘とか、与野党とかそんなちいせぇ話じゃなくて、もっとおっきなところで覚悟してるんだな、と思った。反緊縮、積極財政、その政策ももちろん推せるし、その政策を掲げた時点で覚悟を感じた。

やはり、目の前で苦しむ人のために(いや、自分のためだと彼は言うが)動いていないとダメな性分なんだなと。面白いじゃねーか。そう、思った。ので、まじで応援したいと思う。んで、政治が面白いものだ、生活そのものなんだ身近なんだ、と思えたなら、それは民主主義だと思う。

野党とか与党とかそんなちっちゃなことはどうでもよくて。無党派層や若者にも届くと思う。

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”かもめん”氏はまだ20才。
中学生の頃に政治に興味を持ちはじめ、山本太郎氏を見続け、今も変わらず支持の姿勢を崩さない彼が見ているものは、山本太郎氏を含む”れいわ新選組の立候補予定者”だけでなく、れいわ新選組の掲げる政策や公約だけでもなく、人を観て、人を想い、人を守るための未来なのだろう。

かもめん氏は、2019年の参院選に続き、この東京都知事選挙が自身で投票を行う2回目の選挙だという。彼はきっと、ありったけの想いを込めた1票を山本太郎氏へ投げ付けることだろう。

だがその前に、出馬会見を終えて新宿でゲリラ街宣を行っていた山本太郎氏から衝撃的な「お願い」がなされていた。東京都に在住する”れいわ新選組の支持者たち”は、少しばかり冷や汗を流したに違いない。

大慌て、若者勝手連の東京都知事選挙

山本太郎氏曰く、「東京都知事選挙へ立候補した関係で、選挙期間中(06月18日~07月05日迄)は、東京都では、公営掲示板に貼る選挙運動用ポスター以外、山本太郎の名前もしくは顔写真が入ったポスターは貼れません。ですので、18日までに名前と顔写真の載っていないポスターに貼り替えるか、上から被せて貼ってください。間に合わなければ、一旦剥がしてください。」
※詳細は下図と特設サイトをご覧ください。

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これまでポスター貼りなどの活動を続けてきた”かもめん”氏や他のボランティアの者たちも、大急ぎで取り掛からなければならない。

ギリギリまで東京都知事選挙への出馬を検討してきた故に仕方の無いこととは言え、いささか急である。東京都の中だけではあるが、その件数は結構な数にのぼるであろう。
もし、東京都のどこかの街中の公営掲示板以外で、山本太郎氏の名前や顔写真の載ったポスターを見かけた際は、上記の特設サイト内にあるメールアドレスへ連絡するか、間に合わない場合は一旦剥がすなどの対応で手伝ってあげてほしい。(土地建物の権利者に無断で剥がしてはいけない

また、この件について”かもめん”氏はこう語っている。
「せめて土曜日曜の前に発表してほしかった・・・平日で3日間しかないのはキツ過ぎます・・・」

がんばれ!若者たちよ。


れいわ新選組 若者勝手連の都知事選挙(終)