タイムライン

ハタチそこそこの頃、好きだった人に無駄がらみを続けた結果「かまってちゃんかよ」と言われて、そんな飲みの席での小さな軽口に当時の私は傷つきまくって言葉を失いました。メンタル絹ごし豆腐。

こんにちは、名前を「さまってちゃん」に変更したのは急にそんなことを思い出したからです苗字をさまだと申します。
かまってちゃんって次言われたら「さまってちゃんじゃなくて？」って言い返してやるからな？（さてはそういう発想がかまってちゃんだな？）

最近の私は、男女関係の諸々で精神的に滅入っている。
といっても、ここでいう「男女関係」の「女」は私自身ではない。一緒に暮らすシェアメイトのことだ。

ある時を境に、家に男性が出入りするようになった。
かなり頻繁に来ていたし、シェアメイトも家を空けることが増えたし、その手の勘が恐ろしく鈍い私ですら「ははあ、これはそういう感じだな」と察したわけである。

正直言って私は彼が少し苦手だ。
だがそれを抜きにしたって、ねえ、ちょっとお嬢さん....もしくはお坊ちゃん.......想像してみてごらんなさいよ、他人にのみ向けられた愛の囁きを聞くのが楽しいと思いますか？気まずいアンド気まずいアンド白けるわそんなの。他人が唇をかさねあわせる音を聞きたいと思いますか？思わないでしょ？？クソっ、うらや、ま、しくはないです頼む、同棲するか他所でやってください後生ですからお願いしますそろそろきつい

そんな彼らのことを考えていて、ふと思った。

確か彼女は、ビザの関係で来月ここを出ると話していたはずである。
そのあとこの関係はどうなるのだろう？

先日偶然彼のFacebookが「知り合いかも？」に出てきたから思わず見たら、別の女性と親密そうに2人で映る写真があった。
それはもちろん彼女がくるよりだいぶ前のものではあったが、そこで思ったのだ。

不謹慎な話もし今の恋愛関係が解消されてしまったら（本当不謹慎すぎてごめんって感じだけど）、
写真の中でのみ寄り添う存在としての女性が、シェアメイトに置き換わるのだと。

そう考えると、
今現在当たり前に感じているものが単なる過ぎ去った点のひとつになってしまう日は高確率でやってくるから、もしかしたら無意識のうちにそれを見越して、その瞬間瞬間で燃え上がってしまう人たちや物事というのがあるのかもしれないなあと思った。

うん。それでも、気まずいものはどうしたって気まずいけどでも、そういうことなら分からないでもないよ。いや他人に切なくなってる場合じゃないんだけどね。