保育士1年生の頃
月日は経って、只今保育士18年目。
1年目の頃の思い出話しです。
幸いにも短大を卒業して、すぐに就職できた。今思えば、何も考えておらず実家から近い保育園を選び、そのまま採用だった。
一年生ということで、ポジションは0歳児クラスへ
3人のベテラン先生と一緒に仕事をして保育の仕事を色々覚えていった。
仕事内容は0歳児と一緒に遊び、オムツを変え、ミルクを作ったりと12名の子ども達と一緒に1年を過ごした。
0歳児の生まれて数か月の子ども達と過ごす事は、始めは緊張感があり、着替えをするだけでも一苦労だった。こちらのやりたい思いは届かず(笑)素直に待ってはくれず、動きながらうまく脱がせたり、着せたりという毎日。それはそれで楽しくて、子どもが畳でバナナう○ちをした時は、予想外の展開にキャーキャー言いながらも保育士4人で大爆笑をした。
しかし初めての仕事で0歳児というクラスの責任感から、仕事後も緊張感が抜けず夜は夢を見る事が多く、その夢もまた職場での0歳児の子ども達が出てくる夢ばかりだった。
書類関係もあったと思うが、何を書いていたか先輩がやってくれていたのか、これは全然記憶にない…
そのかわり、作り物の作業が多い事はしっかり覚えている。壁面や月の製作、そしてあの頃は、誕生カードや冠もすべて手作りだった。それが当たり前の時代で、各クラスで誕生カードは自由に決めて製作していた。この【自由】がくせ者で、可愛さ重視になり徐々にレベルアップしていき製作が好きなベテラン先生は細かくて豪華な見栄えにしがちだった。そして保育士1年目の私達は、ただ言われたパーツをひたすら期限までに間に合わせるべく、がんばるのだが、、到底勤務内で終わらせる事は出来ず、持ち帰りの仕事が増えていった。。
保育士1年目は、右も左も分からずだったのでただ先輩の真似をして
子どもの世話をしてと必死だったので、持ち帰りも当たり前なんだ、、と気にせず過ごしていたと思う。
それが当たり前じゃない事と気づくまでには、まだまだ時間がかかった。
保育士1年目の私
【子どもが可愛くて世話をする事が楽しかった】
【先輩の真似をしていた。(声掛けや製作の仕方等)】
【持ち帰りの仕事を普通にやっていた】
【家に帰ったらとりあえず爆睡】
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