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いつもいい人じゃなくていい

明けましておめでとうございます。
今年も気まぐれ不定期投稿です。
よろしくお願いします。

さっそくですが、今日は
私が好きなお店のオーナー夫妻の話です。

以前はITの会社を経営していた夫妻が長屋を改装して
お蕎麦と珈琲を出すユニークなお店をやっています。
とても素敵な大人なのです。

スマホやタブレットなどは使用禁止。
もちろん写真もNG。
1時間経ったら新たに要注文。

これだけ見ると行きたくなくなるかと思いますが、
もちろんそこには意図があります。

お蕎麦も珈琲も特別美味しいものではありません。
豪華で変わったものが入っているわけでもない。

材料にこだわり、丁寧に作っているのです。
そして、侘び寂びを愉しむ。

今ここに在る。Be here now.

与えられた命と今この時に感謝し、
素朴なお蕎麦や珈琲を食し、
店主や他の客との会話に興じる。

この店が実現しようとしているのはこれだと思います。


以前私がカウンターに座っていた時のこと。
若いカップルの男性の方が扉を開けて尋ねました。
「ここって天ぷら蕎麦とかあるんすか?」

私は瞬時に判りました。
「あぁ、この店に相応しくない客だ。」
良さを理解できないからです。

店主はただ、「ありません」と答えると、
若者たちはさっと去りました。

私はこの時の店主の表情が忘れられません。

決して優しくはない言い方だったと思います。
客商売でその態度はどうなのか?は置いておいて。

とても真っ直ぐな目で相手を見つめていた。

「へぇ、こんな怖い顔をする時もあるんだ」

普段はとても温厚で優しい方なのに、
少し畏怖の念を感じるほどの真顔でした。

緊張感で場の空気がぴーんとしたのです。
その時私は思いました。

素敵な人は、誰にでもいい顔をしない。

自分の波動の守り方を心得ている。

仲良くなる人、お近づきになりたい人が
明確にわかっているから、
それ以外の人には省エネなんですね。

有象無象くる人全員に
いい顔をしていると疲れてしまう。

そうすると本当に大事にしたい人に
与えたい分だけのエネルギーを供給できない。

どうでもいい人をまず寄せつけない。

大事にしたい人を大事にする。

これでもいいんだ!
と私には目から鱗でした。

だって、

人には親切、丁寧にしないといけない。

そう思って生きてきたでしょう?

誰だって良心があるから
いい人でいたいし、
よりよく生きていきたい。

でもね、

いつもいつもいい人でいなくてもいい。


さもないと、
あなたがいい人だから、と
つけいる人も同時に寄ってきます。

そうなると、都合よく使われて
ただのお人好しになってしまうんです。

だからね、

舐められないって大事。

「この人怒らせたらきっと怖いな。。。」

って思われてるくらいがちょうどいいと思います。

それはある意味、

あなたに対する敬意でもある。


さぁ、今日から自分の波動は自分で守りましょう!


今日もこの命に感謝して。。。






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