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滞在日誌 2022-2023

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2023年4月の記事一覧

米原晶子 プログラムディレクターコメント

本プログラムは、身体表現やパフォーマンス表現を行う若手アーティストを対象としたアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラムです。アーティストの創造環境・活動のフィールドを拡張し、幅広い視野で自身の作家性を追求し表現する、次代を担う若手アーティストの支援・育成を目的にしています。また美術分野以外を専門とするアーティストの視点によって、世田谷美術館の魅力が再発見されることも期待しています。 プログラムの開始年である2022年度は、音楽家・演出家の額田大志が〈ボーダレスな音

吉田絵美 担当学芸員コメント

世田谷美術館は開館当初より、美術の分野に限らず、音楽やパフォーマンス公演などのイベントプログラムを実施してきました。しかし新型コロナウイルス感染症の流行により、美術館やアーティストを取り巻く状況も急速に変化し、この状況に対応しながらも、若手アーティストの支援や実験的な試みが継続できないか模索していました。そうしたなかでNPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)にアーティスト・イン・レジデンス(AIR)の提案をいただき実現した企画が、本プログラムです。 実施にあたり、「