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Harmony #8 出会いは繋いでいけばより輝く

石巻のイベント、始まりました。連日深夜まで働きっぱなしですが本当に充実しています。

今回のイベントでご一緒している津田祐樹さん、今村正樹さんの仕事の素晴らしさに感動が止まりません。
イベントの中で感動を味わいながら私は前回、石巻を訪れた時を思い出していました。

ここでの様々な出会いは私に「この食材と料理の素晴らしさを日本国外にも広めていかねば!」という熱い思いを抱かせました。なぜならこの美しい海と素晴らしい料理を守るためには多くの方に料理を食べて頂く、海を見に来て頂く、そしてこの海と素晴らしい食材、料理を生み出すこの土地を好きになって頂くことが必要だからです。

フィッシャーマン・ジャパンの津田祐樹さんとは最初に出会ったのは10年前でした。本当に偶然の出会いでした。30分ほど話しただけでしたがとても意気投合したのを覚えています。その際、「いつの日か何かご一緒にできたら」という想いがありました。でも、それが実現できるかどうか自分でも半信半疑でした、なぜならこのような「一緒にやりましょう」を実現まで持っていくには本当に大変だからです。津田さんはずっと私たちとコンタクトを取り続け、そして実現までの様々な課題を乗り越えてクアラルンプールにやってきて下さいました。(実は津田さんはマレーシアに7回も来ていただいています!)まさに継続と有言実行の人です。


日本の漁業は現在人手不足と捕獲量管理が乱れているということもあり非常に苦しい状況にあります。その状況を改善するには多くの人に海を、海で獲れた様々な海産物を愛して頂く必要があります。
フィッシャーマン・ジャパンは海での仕事について様々な側面から情報発信を行い、そして海に関わる仕事を続けていくために様々な活動を行っています。


「四季彩食いまむら」の今村さんとは前回のnoteにも書きましたが2022年の6月に初めてお店を訪問させて頂きました。



お食事は最高に素晴らしかったです。今村さんとはその時はお店がとてもお忙しく(本当に愛されるお店で多くの人が訪れていました)じっくりお話をする機会がありませんでした。今回一緒に仕事をさせて頂きながらお話をさせて頂き、真剣に食材に向き合う姿勢に感動を頂いています。

今村さんは千葉県の出身。東日本大震災のボランティアをきっかけに石巻を訪れました。ボランティア活動から石巻で様々な出会いがあり、石巻に惚れ込み、根を張って地道に活動を続けてお店を開かれた。そのお店は今年で10年目になるそうです。


お二人ともこの2023年まで幾度とない試練に向き合いながら石巻での活動を続けておられます。継続しながら様々な試行錯誤をしながら自分の夢を有言実行されています。これはそう簡単にできることではありません。


そのような尊敬できる方々と石巻の、宮城の食材を使ってお客様に素晴らしい食事を振る舞うことを私の店で出来ることに本当に喜びを感じています。


お二人ともSushi Hibikiに初めて実際に来て頂いた際に「想像を遥かに超えてかっこいいお店だった」と驚いて頂けたのが嬉しかったです。そしてスタッフがお店のコンセプトを自分で理解し、アクションできていることをとても褒めて頂けたのは更に嬉しかったです。
彼らの「美味しい食材を、食事を提供したい」という思いに全力で応えたいという気持ち。この気持ちがオーナーの私、お店という環境、スタッフというメンバー全てが持っています。その思いが共有できた気がします。

このような出会いに感謝したいです。本当にありがとうございます。

そして出会いに感動したら次は「次の出会いに繋げる」ことが大事です。次の出会いがつながれば、より輝きます。
私は彼らの活動をを世界に広めることに加わることができて本当に幸せです。イベントは3月19日まで続きます。私が一番楽しんでいます。

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