Reverb #56 お店のビジョンを言語化する。

現在、お店のビジョンを言語化し、まとめてグループで共有するという大きな挑戦をしています。

私には夢がある。このフレーズで有名なキング牧師の演説を聞いたことがある人は多いと思います。


ここで重要なのは「夢がある」と言うだけでは伝わらないということです。リーダーは「夢がある」と伝えた後、その夢を叶えるにはどうしたらいいのかを具体的に仲間に考えることが重要です。

私には「このようなお店を作りたい」という夢があります。作ったお店をこんな風にしたい、という夢もあります。しかし、そこで夢を語るだけではその夢は叶わないと思うのです。

私の思う夢を実現させるための具体的なステップとはどんなものか。これを言葉にして、仲間に伝え、想いを共有することが重要です。今、Sushi HIbikiSakana Japanese Diningはお店を構成するスタッフ全員にこのステップを行う段階に来たのだと考えています。

このステップはお店に関わる様々な立場の全ての人が同じ方向で共有してほしいと思っています。

そこで、今回コンテンツ編集チームと共にビジョンについての討論を行い、言語化を行いました。そこで感じたのは「言葉にすることの大変さ」と「説明することの難しさ」でした。

私の中で「これは言わなくても伝わるだろう」と思ってる部分を言葉にする。この作業が本当に苦労しました。例えば、「なぜお店でユニフォームをきちんと着るのか」。私自身、飲食店ではスタッフは清潔でサイズのあったユニフォームを着る、それが当たり前と思うのですがそれは私の経験から経た認識があるから説明しなくても納得できるのです。経験のない人にはなぜ?と思う人もいます。これを「そういうものだろ!」と言うことで圧をかけてはダメなのです。知らない人には知らない理由があります。なので「清潔感は見た目から」とか「サイズがあってないと印象が良くない」から説明が必要になります。

この説明をどこから始めるべきなのか、それもとても重要です。
ビジョンから具体的な説明をスタッフに行いビジョンに対する思いを共有する作業を行なっています。

大変ですが、とてもやりがいがあります。

そして説明にはわかりやすい、キャッチーなフレーズが必要です。
今回、お店のビジョンを考える際、キャッチーなスローガンを考えました。コンテンツチームと話し合い、素晴らしいスローガンが出てきました。

まず、伝えたい意識を日本語でまとめました。

私たちSushi HIbikiSakana Japanese Diningは、食事だけでなく快適で価値のある食事体験を提供することを最も大切な使命と心得ています。

日本語でキャッチーな感じでまとめるとこんな感じでしょうか。

私たちは食べ物でできている
私たちの人生は食事体験によって彩られている
私たちは飲食から世界を変えます



これを英語でこのような感じにまとめました!
とても気に入っています。

We are what we eat.
Our lives are what we have dined.
We will change the people and the world

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