＃Reverb 43 2022年の誕生日を迎えて思うこと。

Chef SAM


区切りを迎える日を大切にしたい、そしてそうでない時も大事にできる場所を大切にしたいです。


先日、自身の誕生日を迎えました。今年は本当に忙しい日々でした。心身がジェットコースターでした。なので、今年も誕生日を迎えられたことに感謝しています。

飲食店を営むものとして、感謝の気持ちを自分で、そして仲間を味わうハレの場をこれからもお客様に提供していきたい、と改めて思います。


誕生日というのはやはり親に感謝する日と思ってます。生まれたことと言うより産んでくれたこと、この歳まで健康に生きれたこと。きちんと生活できるように育ててくれたことに感謝したい。

それに加えて今回はコロナ禍を乗り越えさせてもらったことでたくさんの支えてくれた人に感謝を感じてます。パンダミックは誰彼問わず無くしたものがあったと思うのです。
私自身、環境が急激に変わったことで交友関係が劇的に変化しました。急にマレーシアに来れなくなったり、マレーシアを離れたりする友人知人も多かったです。その結果疎遠になることもありました。
このコロナ禍では多くの人が職や、家族などいろいろなもの失ったと思います。

私は何度も書いていますが「質量保存の法則」が万物に通じると思っています。「無くなった分、何かを得れる可能性がある」と思っています。
だげど、そうわかっていてもなかなかその方向に思考を向かえる人ばかりではないです。

私自身怒涛の9月からSushi Summit KL Vol.4を終え、ふっと肩の力抜けた時事故で帰らぬ人になったビジネスパートナーのことを思い出しました。

失った人のことを思い出すことは辛いです。でも、同時に、少なくても今私は運にも環境にも恵まれている、と思うのです。

辛い思いや、凹んだ気持ちを思う気持ちを否定したくない。そんな気持ちも大事にしながら前に進んでいきたい。だって人間はそうやって生きていくものだから。

そして楽しい時に行きたくなる場所だけでなく、悲しい時に心を癒す場所も大切にしたい。そんな場所を、体験をお客様に提供したい。だって私がそういう場所の大切さを実感しているから。


私の行動、考えで人をワクワクしてもらえる瞬間を増やしたい。そんな気持ちで迎えた誕生日でした。これからもSushi Hibiki、Sakana Japanese Diningをよろしくお願い致します。


今年もやってます。恒例のSakana Japanese Dining 10月のビールプロモーションです。KLにいらっしゃるビールを愛する皆様、ぜひお越しください。


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