見出し画像

小売店や飲食店がコストをかけずにNFTを販促に利用するスキームを考えてる①

Salvador Coffeeの柴田です。
note読んでくれてる方はお客さんか知り合いが大半で、ご存知かと思いますが念のため。笑

私は札幌で個人経営の自家焙煎コーヒーショップをしています。

その小さな to C のマーケット領域でNFTの仕組みを活用したい!
コーヒーエクスペリエンスが大きく変わるんじゃないだろうか?

というブレークスルーがあったのが今年の5月。

以来、「メタマスクってなんかこわい」の状態、つまり全くゼロ知識からNFTのシステムについて勉強し始め、ようやくNFTを販促として活用しようか!というスタートラインまで来ました。

そして先日、私がSalvador CoffeeとしてNFTをどう活用していくのか?についてメモ書きしたロードマップを掲載し、Instagramを中心に発信し始めたところです。


やる気まんまんでローンチしましたが、正直やっぱり難しいところが多く、2歩進んで3歩下がってるような状態です。

具体的に今どういうフェーズで二の足を踏んでいるかというと、

「現実世界の人たちを仮想空間へシームレスに引っ張り出す方法とは?」

です。

ここに来るまで様々な課題がありました。

NFTをどう活用するのか?

 https://note.com/salvadorcoffee/n/nc30ff9e291ec

ガス代を抑えてNFTを発行するスキームとは?
https://note.com/salvadorcoffee/n/nddf905aa1e5c


スペシャルティコーヒーには、ひとつひとつ情熱と物語があります。

生産地、中間輸送、国内バイヤー、ロースター(焙煎士)、コーヒースタンド、それぞれの価値観や情熱が真っ直ぐに繋がった時、初めて世の中にそのコーヒーが出回り、消費者の方が楽しむことができる農作物です。

それが伝わるようなNFTを作り、流通させていきたい。

なので私は、NFTを二次流通させていくアート的な方法ではなく、コーヒー豆を買ってくれたお客さんやコーヒーを飲みに来てくれたお客さんに対してNFTを配布しつつ、徐々にNFTの資産性を利用した生産地への支援などに繋げていきたい。


じゃあ、お客さんにNFTをどう楽しんでもらえばいいのか!
それがまだ完成していない部分なんです!

MetamaskにNFTを送付する方法
→ 一定以上のリテラシーが必要で導入に苦労

POAPを利用してNFTを送付する方法
→ かなり手軽だがブラウザ版はコレクション感が低くアプリ版は多少のリテラシーが必要かつアートワークが円形に小さく切り取られUX低め

Torus Wallet のName Resolverを活用して送付する方法
→ SNSアカウントやメールアドレスのみでNFTの運用が出来て理想系に近いが、Polygon On-chainでNFTを発行する必要があり、やり方が分からなくて絶望中。

Startbahn Certを利用して送付する方法
→ めちゃくちゃ理想。Torusの手軽さをUI/UX共に究極にシンプルでシームレスにしたサービスだけど、1枚のアートワークを発行するのに一定料金が掛かってしまい、無料配布の販促をするには課題がある。

NFT StudioのAirdropを利用して送付する方法
→ 問い合わせ済み、かなり期待しているが、STBと同じで価格による部分が大きい。そしてNFT Studio自体が非常にもっさりしていて、UXの部分で弱点を感じている。

とまあ、八方塞がり感が否めません。笑


今後考えられるソリューションはいくつかあり、

①頑張ってPolygon On-chainでmintしてTorusを使う(誰か助けて)
②Metamaskの導入を頑張る(うまくいけば理想的)
③POAPで我慢する(こっちはイベント向けで使い分けしたい)
④駆け出しアーティストを募集してStartbahn CertでNFTを出す(誰か!!!)
⑤NFT Airdrop(期待だけしてる)


個人的には④のStartbahnを利用して若手アーティストの作品販売支援をしつつ、コーヒー豆の販促を行いたい。

だからアーティストさん!!!とも思っているけど、こういうのって自分の作品を世に出したい作家さん自ら一生懸命が作品を発信していって実現するスキームなので、その辺を見極めるのが非常に難しい。

例えばNFT1つに作品の希望販売価格+コーヒー豆代でプライシングした上で
「コーヒー豆を買いつつアート作品が欲しい人はNFT買ってね!」が出来ると理想的。

興味があるデジタルアート作家さんはぜひお声かけいただきたい。
最初は儲からないかもしれないけど、コーヒー豆っていうプロダクトがあなたの作品を販売するキッカケになれるかもしれないし、二次流通に繋がれば売り切って終わりではなくなるし!

私はコーヒー豆を体験と共に販売したいだけなので、そういうロイヤルティみたいなのは必要ないのです。


そして次点でMetamask導入かなあ。。
頑張れば難しいものではないし、ウォレット持ってれば持ってるで便利だし。

「怪しいやつじゃないですよね!?」という反応がやはりあって、難しさを感じます。笑

ただオンラインのお客さん相手には、いよいよ難しい選択肢だなと思います。
やり方は教えるけど自力で頑張って!としか言えないし。。


こんなことして、ビジネスとして繋がっていくのか謎ですが、ぼちぼちやっていく所存。

サポートありがとうございます。徳の高い貴方には、特別なリターンをご用意しています。