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ヴィ―ガンの波、来てます。

ルワンダに暮らして2年。ヴィ―ガンの波が来ているのを感じる。

多くのレストランで「ヴィ―ガン」メニューが一つはある。外食する客層が、海外、特に欧米からきている人が多いというのも影響するのか、東京にいるよりも目にするヴィ―ガン。

ベジタリアンとの違いは?
◆ベジタリアン:お肉やお魚を食べない。
◆ヴィ―ガン:加えて、動物性の牛乳やチーズ、卵、蜂蜜など食べない。

ベジタリアンやヴィ―ガン生活をする背景としては、自分の健康を考えてというのと、動物や地球にやさしい生活をという2点が大きくあげられる。

イギリスで過ごした幼少期、ベジタリアンの友人がいたり、宗教上の理由で豚は食べない友人がいたりと、何を食べるかは自分が選ぶものなんだなと漠然と感じ取っていた。気持ちが良いのは、豚を食べない人の隣でポークチョップを食べていたって、私は私、あなたはあなたと誰もお互いを批判しない点。自分の価値観は主張しても、押しつけはしない。

だから、ルワンダのレストランで見ても、がっつりチーズバーガーと並列でヴィ―ガンバーガーの選択肢がある。この「何気ない感じで普通に選択肢としてある」というのが、心地良い。東京だと「NYで大流行の菜食主義カフェ!」とか仰々しくなりそうじゃない、代官山辺りで。

毎朝自家製ヨーグルトを食べて、パンに蜂蜜を塗って、コーヒーにミルクを入れる生活をしている身からすると、ハードルの高いヴィ―ガン。そう思ってた時に、この国でちょっと有名なヴィ―ガンインスタグラマーがこんなようなことを書いていた。

「大好きなチョコレートも含めあれもこれも諦めなきゃいけなくて、それならヴィ―ガンなんて無理だ」って行動に起こさないくらいなら、100%ヴィ―ガンにならなくて全然良いから、たまにレストランでヴィ―ガンメニューを選んでみるとか、夜ご飯お肉抜きで作ってみるとか、それくらい気軽に始めてみるので良いじゃない。それで守られる命があるんだから。

気になりつつ、いやはやハードル高いなと思っていた時にガツンと響いた。メリットは沢山あると理解しつつ、出来ない理由を並べている暇があったら、少しだけでもやってみたらいいんだよな。0%か100%の話じゃない。

我が家でゆるく取り入れて始めたベジ生活。
❶1月から毎週水曜日におからを買うようにした。
 ルワンダゆえ、豆腐を出すレストランに分けて貰えるよう掛け合った。
❷夜ご飯のベジメニューを増加中。
 元々週2回ほどベジのみだったけど、回数を増やせないか挑戦中。

ヴィ―ガンとなると魚出汁もNGになるからちょっと難しさが増すのだけど、最近は海外レシピを勉強中。野菜だけでもスパイスやハーブを使ったら美味しいし満足感たっぷりで出来るんだな。出来る範囲でね、やっていけたらいいなと。


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