友沢こたおさんの個展に行きたかった
noteを始めてから少しだけ芸術に興味が湧いてきています。
絵とか詩とか、文芸もそうかも。
とりわけ若い才能に興味があり、最近は「友沢こたお」さんの描く絵がとても魅力的だなと。
この間まで銀座でやっていた個展、コロナがなければ観に行きたかった。
そんな友沢こたおさんの絵ってどんな絵なの?
それがこちら。
友沢こたおさんの描く代表的な絵って、ドロっとした絵の具のようなスライムのようなモノが、顔や身体、人形に纏わりついたような作風なんです。
人によっては気持ち悪いと拒絶されそうな、『絵』なんです。
私も初めてTwitterで見た時は、前衛的なフォトグラフかと思っていました。(それでも十分魅力的に見えました)
けれど個展の宣伝ツイートに載せられていた、絵の拡大接写を見て驚きました。
「あっ、油絵だったんだ!」と。
人間の肌の陰影や、液体のテカリ具合は、絵の具の濃淡を駆使して巧みに表現せれているんです。
たまに写真と見間違う絵を描く人をSNSで見て「へえー」と感心するのですが、こたおさんの作品はそういったものを軽く飛び越えて、はるかに上を行く衝撃でした。
これは生で観て、感じなきゃならないと思いました。
SNSの画像だけじゃ伝わりきらない魅力がそこにあるんだろうな。
迫力とか情報量とか。
本当に個展行きたかった。
普段“いつかまた”っていう言葉は叶わない願いを表現するようであまり使いたくないのですが、いつかまた少し気をつければ往来出来るような時が来て、こたおさんの個展が開かれた時には是非行って感じてみたいなと思っています。
それまでに地元の美術館とか絵画展とか、そのもの自体には行っておきたいと思っています。
確かもうじき、大きな美術館がオープンするみたいなので。
ちょっとだけ楽しみ。