「花束みたいな恋をした」感想(ネタバレあり) 

きっかけ
2023年7月に今更「花束みたいな恋をした」の映画を見てみた。きっかけは2つある。1つは、今自分が8年付き合っている彼氏とちょうど別れそうで悩んでいたから。もう一つは私の好きなユーチューバーのふぁそら。さんがラジオで紹介してたから。

感想
この映画ってよく自分の恋愛を客観視できるって評価されてるけど、本当にそうだなと感じた。まさに今私の恋愛がうまくいっていないのは彼氏と私の自立とか社会になじんでいく過程での齟齬なんだろうなと感じた。
でも社会の中で自分がどう生きていくかの違いで二人が一緒にいられなくなってしまうのかな?本当に?本当にそう思うか?

恋愛結婚に対する価値観
私はむしろ違っている方が結婚とかいろいろ一緒にいられると思う。私は基本的に夢に向かって頑張っている人が好きだし、その人の夢は実現するだろうと本気で思っている。まだ、モラトリアムが抜けてないかもな~
だからそれを応援したいし、自分も女性でありあながら社会的で成功して色々残せたらいいと思っている。まあ、成功とは言わなくても平均以上の収入で子育てと両立していくぞって意気込み。なので、正直それで別れるカップルの心理がわからんなって感じではある。

んー批判になってしまったし、自分の恋愛に誇りを持っているからこそ、自分に当てはめたくないと思っている部分もあるな。

過去の自分たちと同じようなカップルを見つけて悲しくなってファミレスの外に逃げてしまうシーンも、あの幸せな時間をもう一度味わえたらという気持ちなんだろうなって想像したけど、自分はそう思わないように生きているので共感しない。

ただ、

以下自分が引っかかった言葉
麦と絹が身近な大人たちから恋愛を以下のように言われてても、本人たちが別れた時はそんな風には言わなかったのが好きだなと思った。

恋愛が生もの、賞味期限がある

恋愛に賞味期限があるのは、お前が恋してるだけだからだろって思うけどな、賞味期限を取っ払ったものが愛なんじゃないのって思うけど、

若い時の恋愛と結婚は違う

これ最近私がよく言われる言葉、本当に?って思う。私は8年付き合ってこのまま結婚まで行けるってまだ思ってるからふざけんなって思うし、若いのでまだ反抗したくなる。

もしかしたらこれ、若者が別れるか悩んでいる時によくかけられる言葉を並べてただけか?
だとしたらめちゃくちゃリアルだな坂本裕二すっげえわ。大当たりです。

最後は喧嘩もしなくなる
友だちが5年付き合った彼氏と別れる時に最後は喧嘩もしなかったって言ってたけど、本当にそういう感じになるんだなと思った(私はまだ体験したことないから分からない)

内容ではなくこの作品の存在に対して
この作品を見て学んだのは、映画とか小説とかそういうカルチャーが好きな人がなぜそれを好きなのかという事がすこしわかった気がする。今回は主人公と自分を重ねて追体験できる部分だったと思う。共感ってやっぱりすごいな。求めているんだな。

自分の作品に対して自信をもってやり切ろうと思ったかな、
私は映画を見ている間何もできないタイプなので、その時間がもったいなく感じて映画をいるのが好きではなかったけど、今回の映画に関しては内容からではなくて、作品を作る人の心意気みたいなところから研究へのモチベーションをもらえたなと思いました!


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