見出し画像

長く着るために、キホンのケア その1

流行にとらわれずいつまでも着続けられるデザイン。家事や仕事に追われるようななんでもない日にこそ選びたくなる着心地の良さ。

SALUÉの服は、年に1度しか着ないような服ではなく、1年を通していつでも出番のあるような服であってほしい。


展示会やアトリエオープンデーに足を運んでくださるお客様から「毎日着ています」と言っていただくこともあり、デザイナー藤冨の思いは、SALUÉを手にしてくださった多くのお客様にきちんと伝わっているように感じています。

そして、持っているSALUÉの服についてお話してくださる方が増えたことで、「人によって服の取り扱い方はさまざまだ」と実感するようになりました。

まず、洗濯の頻度も人それぞれ。毎回クリーニングに出してくださる方、なるべく自宅で洗濯したいという方。1回着たら洗濯する方もいれば、1シーズン洗わないという方もいます。

場合によっては、最近買われたはずだけどしっかり経年変化を感じることもありますし、数年前から着ているのにしゃきっと良い色のまま保たれていることもあります。


おそらく、自然に生活しているなかで、服の取り扱いについて深く考えたことがなかったという方もいらっしゃるはず。

デザイナーの藤冨は、服そのものが好きだからこそSALUÉというブランドを始め、今も続けられています。
SALUÉの服ももちろんですが、お持ちの服を長く着ていただくためにも、藤冨が大切にしている洗濯時のケアについて、今回はお話しできたらと思います。

まず伝えたいのは、洗濯は汚れを落とすために必要だけど服にとってはダメージである、ということ。

水や洗剤を使って洗い、脱水し、干す。たくさんの要因で、少しずつ服は変化していきます。服によっては、そのどれかを間違えると2度と元に戻らなくなってしまうこともあります。

だからこそ、やはり大事なのは洗濯表示の確認です。

なるべく自宅で洗濯したいという方にとっては、洗濯機か手洗いかで悩まれると思いますが、洗濯表示に「ドライクリーニング」と書いてある場合は、もしかしたら水に通すだけで縮んでしまうものがあるかもしれませんのでなるべく従いましょう。

SALUÉのアイテムの中では、裏地にキュプラを使っている「one side slit long skirt」、ジャケットとして型崩れしないように「unisex coat jacket」などは、ドライクリーニングをお願いしています。

そして、数量限定でこっそり販売している「Kortrijk linen(コルトレイクリネン)」を使ったアイテムも、ドライクリーニング対象です。


SALUÉのアイテムでリネンと言えばリトアニアリネンなのですが、厚手で質の良いリネンとして、コルトレイク地方で生産されている希少なリネン生地を過去に入手したのです。

予約販売中の「Kortrijk linen easy pants/linen canvas」。
厚手のキャンバス生地で透け感がなく、履き心地も抜群です。同じ生地の再入荷が困難なので、本当の数量限定。

すでに残りわずかですが、この機会にぜひ。縮みやすいので、ドライクリーニングでお願いいたします。

基本的に、SALUÉのリネンアイテムはご自宅での洗濯もOK。コツを掴んでいただければ、色褪せや縮みを減らし、長持ちさせることができますよ。

服のケアで大事なポイント、次回のnoteでお伝えしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?