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ようこそアトリエへ

SALUÉのアトリエができてから、あっという間に1年2ヶ月が経ちました。

アトリエの場所は東京都世田谷区。環八通り沿いにある、築50年のマンションの1室です。

引越したての頃は、通常の仕事と同時にアトリエを整えるというのがとても大変でしたが、いまは、福岡のヨーロッパアンティーク家具「krank(クランク)」さんのアンティークテーブルやチェアを並べ、SALUÉのオリジナルリネン生地をカーテンに使って、心地の良い空間になっています。

そんなアトリエでは、ほぼ毎日、デザイナーの藤冨とスタッフがバタバタと仕事をしています。
新しいサンプルのボタンを決めたり、届いたばかりの洋服を検品したり、オンラインショップの発送をしたり、HPを更新したり、撮影したり、打ち合わせをしたり…ありがたいことに、日々たくさんの仕事が待っています。

アトリエの空間を内輪な仕事ばかりで使っていた中、自分たちの場所があるからこそ外に向けてできることをやりたい、と思い立ち、昨秋頃からおよそ月1日のペースで、予約制の「アトリエオープンデー」を設けています。

アトリエは、SALUÉにとって初めての、全てのラインナップが揃っている場所。「アトリエオープンデー」は、お客様がゆっくりとSALUÉの全ラインナップを見て、試すことができる日なのです。

SALUÉそのものは、実店舗を持たないファッションブランドです。
セレクトショップで常設していただいていても、アイテムはほんの一部なので、幅広いラインナップで見るには、年3〜6回ほどの展示会イベントに来ていただくしかありませんでした。

▲大阪shopULUでの展示風景

それが、アトリエを構えたことで、新作やサンプルを含め、全ての在庫がアトリエに揃うことに!
また、それによってお客様が喜んでくださることも起きています。

実はSALUÉの洋服、かなり細かく検品をしています。それはデザイナーの藤冨が服好きだからこそで、「自分が買うときにこれは嫌だなと思うものは売りたくない」のです。

武骨な生地ゆえにネップやフラックスの繊維混在が多いリトアニアリネンは、「あ、ちょっとこのネップは大きすぎる…」「フラックスの繊維がちょっと混入しているかも…」と、かなり些細なことでもB品とみなして、アトリエにストックされていきます。

※判断基準によりBとなるものはありますが、ネップは必ずありますことをご了承ください。

そうしたアイテムを「アトリエオープンデー」では、少しお手頃に、お持ち帰りいただくことができるのです。

小さなことだとしても、お客様によって感覚はそれぞれで、全然気にならない方もいれば、結構気になるという方もいます。
それは直接見ていただかない限り判断のできないこと。なので、わざわざSALUÉのアトリエに足を運んでくれる方に、特別にお見せしています。

SALUÉはセールを一切しないので、洋服は着ていくうちにどうせ少しひっかけたり汚したりするもの…と考えてくださる方にとっては、ちょっと喜んでもらえることのひとつになっています。
毎回お手頃になるラインナップは変わりますので、来てからのお楽しみに。

そして、アトリエで藤冨がいるからこそできるオーダーも。別生地から選んで作るなど、その時々でご相談を承れます。

今年の後半は「アトリエオープンデー」に力を入れていく予定。6月はさっそく埋まってしまったので、追加の日を設け、月2回アトリエを開きます。

「アトリエオープンデー」は今のところ予約制なので、当日ふらっと足を運んでいただくことはできないのですが、もしなにかご要望があれば教えてください。

ご予定がなかなか立てられない方は、当日10:00頃にご連絡いただけますと、キャンセルの空きが出ている場合がありますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

ご予約方法はHPをご覧ください。


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