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宗教/道徳の授業とカトリック教育

 日本では、1958年版の学習指導要領で教科外カリキュラムとして小・中学校に「道徳」の時間が設置されました。その後、2015年の小・中学校学習指導要領の一部改正に伴い、教科外の一領域であった「道徳」が、「特別の教科 道徳」として再編されています。

 私立の小学校・中学校では、宗教をもって道徳に代えることができるという方針から、カトリック学校の多くは、宗教の授業を行ってきました。

 ところが、近年のカトリック学校では、道徳が「特別の教科 道徳」となったことをきっかけに、宗教と道徳の関係を整理し直し、カリキュラムを検討しようとしている学校がある、ということが、2023年に行われた「カトリック学校教育実態調査」の回答から見えてきました。

 2024年8月31日(土)にノートルダム清心女子大学(岡山市)で開催される日本カトリック教育学会プラクシス部門では、こうした取り組みについて、学校法人賢明学院賢明学院小学校道徳科主任 森本 浩美先生にお話しいただきます。


「創立者の思いを「受け継ぐ」とは-宗教教育の中の道徳学習―」                
 カトリック学校の使命は、創立者の思いを受け継ぐことでイエスの教えを実践することです。そのために各校の建学の精神があり、創立者の思いを受け継ぐことに取り組みます。本校が小学校教育の中で、日々試行錯誤しながらも受け継ごうとしている取り組みをご紹介します。


 皆さんの学校の宗教や道徳の授業について、プラクシス部門で共有してみませんか?

 プラクシス部門は、オンラインでの参加も可能です。
 参加申し込みは、2024年8月2日(金)までです。
 申込方法やプログラムの詳細は、以下の資料をご覧ください。


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