年が変わってもリセットボタンはなかった
先月散々な師走前半を過ごしたことを記しておいた。
年末年始の切り替わりで悪い流れがリセットされたらいいなーなんて思ったけど人生はそんなに甘くなかった。
元旦。義理の父が一時退院したから正月の挨拶に行くはずだった。インフルエンザー関連があって挨拶中止。
年末色々ありすぎて描けなかった寒中見舞い(喪中ではない)を描こうとしたがその「色々ありすぎた」の対処に追われて時間取れず。
新年のご挨拶を送ってくださった方、本当にありがとうございます。寒中見舞い描きます。
結局祖母のところにだけどうにか挨拶に行き、帰り道にナイトモードのあるスマホが欲しくてたまらぬ出来事があった。
まあここまではいい。義理の父のところには正式に退院してから挨拶に行けばいい話。
日曜の夜。我が家の主君であるところの猫様の目がいきなり開かなくなった。最後に動いたのを見たのは夕方で、夫の体に乗って暖を取っていたところから毛布の上に移動した時。
その後一度毛布ごと安全な場所に移動して(我が家は狭い)そこから動かなくなった。
寝てるんだと思った。
夕飯の時間になっても動かなかった。
微動だにしてないことに気付いて死んでるのかと思ったら息はしていた、ただ、目が開かない。
目の前にちゅーるを持って行ったら目を開けた。
寝てただけかと思ったら、またすぐ目が閉じた。
明らかな違和感があった。明日の朝まで病院は開かないからとどうにかして水を飲まそうとしたが、目を開けずにいるし歩けない。水皿の位置がわからず飲めない。
これはまずいと思ってトイレに連れて行った。においで色々判断したのか少し用を足した。
先月に手術をしていた影響だろうか。それとも、毛布ごと移動させた時に目がぶつかったか。
考えたけど素人がわかるわけもなく、寝床にしている布団の上まで運んだ。
見えてないから足が地面に着くまで感覚がわからないようでぐにゃりと座り込んでから立ち上がる猫様。
落ち着かない様子で口をペチャペチャ鳴らしていた。
夫が白湯を飲ませようとしたら、なんでか上手く飲んでくれた。助かった。
夫を寝かせて猫様と夜を明かした。
猫様も白湯を飲めて落ち着いたのか布団に座って香箱を組んだ。寝てるのかはわからないままだった。
目を閉じたまま頭を動かして何かを探してる様子だったから手を添えたら座る→寝るに姿勢が切り替わったから、少し寝たのかもしれない。
自分も猫様のぬくもりが睡魔を連れてきて少し寝た。
起きたら全部夢でしたあはははははだったらよかったんだが残念ながら次の日の朝に軽く開かれた目は濁っていた。
猫様の終活が始まった。
サポートいただけたらうれしいです。次の運命の出会い(猫様かもしれないし犬様かもしれない)と出会ったあとのための軍資金にします。