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私に遺ったさだまさし

父はフォークソングが好きだった。たぶん当時有名だった人はだいたい
聞いていたのではないだろうか。
子供の私がアニメの曲が聞きたくても、車の中は父の世界

私が仕事で体を壊した時、破いたノートのページに歌詞が書かれていた。
さだまさしの「しあわせについて」と言う曲でもともとは戦争について作られたものらしい。
「しあわせですかしあわせですかあなた今?
何よりそれが何より一番気がかり」
いまでも辛いことがあると読み返す。

この人の曲はいまは聞いていないので最近のリリースはわからない。なぜなら一緒に車で聞く相手が今はいなくなってしまったからだ。

破いたノートに書いた歌詞は、私だけの遺品になっている。




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