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米国経済今週のポイント(2月12日~16日)

こんにちは、Saltです。先週とうって変わって、イベントが多い1週間です。


Salt

米国での注目はやはり、13日(火)の1月消費者物価指数(CPI)、15日(木)の1月小売売上高、そして週末の1月生産者物価指数(PPI)となります。また、国内では15日(木)の4QGDP(速報値)にも注目が集まります。

CPIについては、先週末に発表された年次改定では、2023年4Qのコア指数は年率+3.3%と改定前から変化なし。さらに総合指数も小幅な修正にとどまっています。

この年次改定を無難に通過したこともあり、引き続きインフレ鈍化基調を維持していることが確認できれば、仮に今回のCPIが多少強かったとしてもマーケットの大きな反応は想定しづらいでしょう。むしろ注目されるのは小売売上高。先月が、かなり強い内容だったのに対し、足元のクレジットカード消費などには変調が見られるため、今後の米国の個人消費をはかる上で注目。

また、今週、中国株式市場は春節のため休場、取引は来週19日(火)から再開です。

中国市場休場の間は、何かあってアジアを売らなければならない際には、日本株に売りが入る可能性があるため注意が必要ですが、足元では日本株の好調が続いており、史上最高値の38,915円まで数パーセントまで迫っている日経平均株価の動向に注目。