何のために生きているんだろ…
「生きることに意味がない」ことは、最大のギフトだ。
と言った宇宙人がいるとか、いないとか。
結局のところ、我々は自分の主観で作り上げた人生のストーリーを生きている。
それ以上でも、それ以下でもない。
「生きることに意味はない」。
でも、人間、「生きることに意味付けをしたい」生き物である。
その料理具合が、人それぞれの人生の癖であり味なのだと思う。
私の人生の意味は?
なんのために生きているの?
そのために、今日は何をする?
ぼんやり生きるには人生は長すぎる。
何かを成し遂げるには、人生は短すぎるのかもしれない。
今日は何をしよう?
快感を追求する肉体を持つ我々は、短期的な快楽を求めるかもしれない。
でも、それって、きっと、虚しくなる。
心の穴を埋めるため、満たされないものを埋めようとするための動きは、他人からエネルギーを吸い取る。
その行為は、本当に自分の不足を補うもの?
何かの代償行為じゃないの?
その解読をするのが人生だと、感じている。
本当の心を掴むことは、難しい。でも、掴んでみたい。
私は、他人からエネルギーを吸い取るより、エネルギーを与えられる人間になりたい。
人それぞれ、事情を抱えている。
自己憐憫に浸るのも良い。悲劇のヒロインになるのもいい。
でも、それをやり切ったら、ひとりですっくと立って、人に与えられる人になりたい。
――何のために生きているの?
多分、悲劇のヒロインだった人生を味わい切って、そこから立ち上がるために生きている。
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