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田舎の考察 ”おなじものどうし”

類は友を呼ぶではないのですが、移住者は移住者にひかれて集まってきます。同じような志向の人たちだから同じ環境を求めると説明できそうですが、住むことになったのは運命だったとかっこつけて言いたいです。

私のことでいうならば、10数年前に行われた外国人誘致の研修会をベースにして、それに興味をもつ20代30代があつまってきました。

そこには、富良野に住んでいた者もいれば、面白そうなことを聞きつけてとりあえず来てみた者や(私もその一人でした)、もともと富良野に移住先を求めていた者もいました。

同じような年代で、同じような目標をもって、同じような環境に身を置くのはたぶん学生時代以来だったのではないでしょうか?
とても充実した楽しい数年間でした。


もちろん、その後に定着せずほかの場所を求めて移動していった者もいましたが、多くはそのまま富良野に定着し、今もそれぞれに生活をしています。


よくありがちな話でまとまってしまいましたが、つまりは何が言いたいかと言いますと、最初の集まるきっかけは何でもよかったのだと思います、きっと。

大事だったのは、そこで同じ環境に身を置いたということだったのではないでしょうか?そして、お互いに「あー、ここはいいところだよね。住んじゃおうかな。」と声に出して確認しあえたから、住むことになったのだと思います。

自分で決心を固めてこうしようというのも大事ですが、仲間が同じことを思っていると知ることは後押し強いですよね。

その時の仲間たちは今は家族をもって、お互いの交流は頻繁にあるわけではないのですが、小さな町ですのでたびたび顔をあわせることがあったり、時には訪ねあったりもしています。

運命ってこういうことだと思いたいですよね。

もし今、どこかに移住を考えている人がいましたら、まず同じ環境に身を置く仲間を探して下さい。

もしそれが富良野でしたら、よろこんで仲間の一人になりますよ~!

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