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今までの振り返り

こんにちは!
conditioning salon aoの大本一徳です。
久しぶりのブログになります。
今回は私が開業するまでの振り返りをしていきたいと思います。

まずは簡単に現在の活動について書かせていただくと、私は理学療法士として整形外科にクリニックで働きながら、conditioning salon aoを運営しています。整形外科クリニックでは、理学療法士をしながら広報を担当しています。サロンでは「健康教育を通じて、誰もが心豊かになれる社会の実現」を理念としてヨガやボディワークの提供、整体、クラブチームへのトレーナー活動、セミナー活動などを行っています。

理学療法士になるまで(〜2009)


病院で働いているとよく「なんで理学療法士のなったの?」と聞かれる質問です。
高校生の時に漠然と人の役に立てそうな医療系の仕事がしたいなと思っていました。
高校3年生になり、進路を決めるときに母親から理学療法士という仕事があるよと言われ、当時、筋トレにハマっていたこともあり理学療法士を目指すことにしました。
そして、理学療法士の養成校に入り、3年間勉強をして理学療法士となりました。

理学療法士になって開業するまで(2009〜2019)

理学療法士になって最初は総合病院に就職しました。
就職して2年間は、療養病棟を担当しました。療養病棟の患者さんは9割くらいが寝たきりで、コミュニケーションが取れない患者さんです。
私は就職した当初は病院に行けば全員の病気が治りが元気になって自宅に帰ることができると思っていたので、想像との違いにショックを受けたのを覚えています。

患者さんを少しでも良くするために、西洋医学の勉強をたくさんしましたが治療をしてもその時一瞬だけ変化しても、次の日には元に戻っているのが当たり前で、なんとか良くできる方法はないのかと東洋医学の勉強やその他の代替医療の勉強もしました。

その後、回復期病棟へ移動し4年間過ごしました。
回復期病棟は、患者さんが病気を発症し最初の病院で入院をして、自宅に帰るにはもう少し治療の継続が必要な患者さんが転院してくる病棟です。
そこでは脳梗塞後で麻痺のある方、下半身の骨を骨折した方、重度の認知症の方など様々な患者さんを経験し、自宅復帰や施設入所に向けてリハビリや今後の生活について支援してきました。そのため、退院後のその人の生活についてとても考えさせられました。

そこでの気づきは、どんなに良いとされる治療でも良くなるのは一部の人で、大切なのはその人にとって必要なタイミングで必要な治療を提供できること、重症になる前に予防することの大切さを学びました。

最初の職場を経験してから、重症になる前に予防できる環境にいきたくなったことや整形外科疾患の患者さんをもっと診てみたいと思い、整形外科のクリニックに転職しました。
その入院施設がないので、自分の足で来ることができる方が来るので前職場と比べると関節の痛みがあっても元気な方が多く、痛みや病気の予防するためには運動が大切だということを学びました。しかし、整形外科のクリニックでは院長や理事長と方針が合わず1年半で退職した後、近所の総合病院で働きながら運動療法をもっと知りたいと思いヨガを学び始めました。

その後は4件目の職場で、現在働いている整形外科クリニックに就職しました。
今、働いている整形外科クリニックはたくさんのことに挑戦させてもられるクリニックで、入職してすぐ経営の研修に参加させてもらえたり、クリニックの広報を担当させてもらっています。
今まで医療の狭い世界しか知らなかった私にとってはとても刺激的で、私自身の視野の狭さを実感することができました。今のクリニックとの出会いにはとても感謝しています。

様々なことを経験させてもらう中で、私自身が今まで健康について学んできたことや経験したことを伝えて健康な人たちを増やしていきたいという思いが強くなり2020年にサロンを開業することを決めました。

開業してから(2020〜)

開業後も、人がより健康なるためにはどうしたら良いのかを常に模索して自分の体で実験をしながら、ヨガ哲学など精神・心理面の勉強や体の使い方なども学び続けています。
開業してからは特に人と人とのつながりの大切さを実感しています。
サロンを開業してから2024年1月12日で5年目を迎えます。
5年目も新しいことを始めていく予定なので今後ともよろしくお願いします。

conditioning salon ao 大本一徳


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