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2019.6.7 この蘭人が明治を変えた?

皆さんはこのアイキャッチ画像の右側の人物をご存知でしょうか?

・この人の助言で、岩倉具視、大隈重信らは欧米視察を決定。日本を動かす政府の重鎮、留学生を含む107名が1年9ヶ月もの間、日本から離れました。

・明治政府の大事業 「地租改正」、表向きは渋沢栄一、前島密らが活躍したとされていますが、その影にいたのもこの人物。

・板垣退助とともにキリスト教の布教を行うなど、新政府の要人に対して多くの影響を与えました



そして、こういった政治的な助言だけでなく、
・大学南校(現在の東京大学につながる、のちの開成学校)の英語教師として日本の学問発展に貢献。

・活字の印刷技術発達への貢献


など、数えあげればきりがないほどの功績を日本に残しています。


そして、まるで国葬のように多くの著名人に見送られ、生涯を閉じました。


その人物は、

グイド・フルベッキ


総理大臣、そして世界恐慌時も含め、7回の大蔵大臣を務めた高橋是清。
彼もフルベッキを恩人と仰ぎ、
「明治維新の重鎮でフルベッキ先生に相談しなかった、お世話にならなかった人はいない」
と断言しています。


でも、これほどの人物であっても、歴史の授業ではほとんど扱われることはありません。

フルベッキがどういった影響を日本に与え、現代にどのようにつながっているのか…。

こういった史実の中からは、壮大な葛藤や苦悩などを通して多くの知恵を得られるはずですが、残念ながらGHQが行った戦後の歴史教育の影響で、我々は本当の歴史を知ることがほとんどありません…。

今回は明治の礎を築きあげた幕末志士に影響を与えた一人、フルベッキという人物をご紹介しました。

フルベッキについてはwikiにも載っていますので、そちらで詳しく知ることができます。

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